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永田町の「謎」 現役議員秘書がぶっちゃける国会ウラ情報

感染者急増で“国会クラスター”の危機…女子中学生「アベノマスクいらない、学童に寄付」

文=神澤志万/国会議員秘書

女子中学生が「アベノマスクいらない」

 危機感がないといえば、安倍晋三首相が星野源さんとインスタグラムでコラボした1件ですよね。「あれはなんなん?」「何が言いたいの?」と国会女子からも非難殺到でした。しかも、「家にいよう」と呼びかける安倍首相に対して、なぜか昭恵夫人は大分県へご参拝ツアーにお出かけしたことが発覚しています。もう、本当に危機感ゼロですよね。

 ちなみに神澤は、出勤途中に中学生くらいの女の子たちが「安倍総理に物申したいことあるよね。アベノマスク、私たちいらないから、みんなで集めて学童に寄付したらいいし、あのインスタも優雅にお茶するんじゃなくて、おうちでできる体操とかにしたらよかったのに。なんかよくわかんないよねー」と会話しているのが聞こえてきました。中学生のほうが「ごもっとも!」な意見を持っていますね。

 とはいえ、永田町もだいぶ静かになってきています。会派によっては事務所に最低1人の秘書がいればいいので、交代で在宅勤務や休暇取得をするよう、お達しも出ています。

 ただ、リモートワークは難しいです。院から支給されているノートパソコンは、規約で事務所からの持ち出しは禁止されているんです。こんな火急の事態が発生しているのに、その規約を変更する予定はまったくないのだとか。持ち運びできなければノートパソコンの意味がないと前々から思っていましたが、「今回はコロナで変わるかも」と期待しただけ無駄でした。

 そして、1年に一度の不審メールの対策訓練をのんきに実施している始末。平時とは違うということを周知徹底するのが緊急事態宣言の趣旨なのに、国会の職員たちは理解が足りないようです。トホホ……。

 国会の感染拡大は本当に心配です。

(文=神澤志万/国会議員秘書)

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『国会女子の忖度日記:議員秘書は、今日もイバラの道をゆく』 あの自民党女性議員の「このハゲーーッ!!」どころじゃない。ブラック企業も驚く労働環境にいる国会議員秘書の叫びを聞いて下さい。議員の傲慢、セクハラ、後援者の仰天陳情、議員のスキャンダル潰し、命懸けの選挙の裏、お局秘書のイジメ……知られざる仕事内容から苦境の数々まで20年以上永田町で働く現役女性政策秘書が書きました。人間関係の厳戒地帯で生き抜いてきた処世術は一般にも使えるはず。全編4コマまんが付き、辛さがよくわかります。 amazon_associate_logo.jpg

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