自己肯定感が低い人がやるべき、自分の中の「ある」探し

 

※画像:『自己肯定感の持ち方であなたのまわりが変わりだす』(青春出版社刊)

 仕事でミスをしたり、頑張ったことが報われなかったとき、「私はダメだなあ」と自分を責めてしまい、自信をなくしてしまうこともあるかもしれない。そんなネガティブになりそうなときに大切なことが「自己肯定感」の持ち方だ。

■自己肯定感を高めるためには自分の中の「ある」を探そう

『自己肯定感の持ち方であなたのまわりが変わりだす』(恒吉彩矢子著、青春出版社刊)では、今まで5000名以上の心と体の悩みにアドバイスやセッションを行っているハッピーライフ・コンサルタントの恒吉彩矢子氏が、「5つのOK」を出すことで自己肯定感が強まり、自分のまわりがどんどん素敵に変わりはじめ、幸せが舞い込むようになる方法を紹介する。

 恒吉氏の述べる「5つのOK」とは、「自分にOKを出す」「人にOKを出す」「トラブルにOKを出す」「『せかしあ(自分を世界一幸せにすること)』にOKを出す」「幸せな未来にOKを出す」の5つ。

 たとえば、「自分にOKを出す」にはどうしたらいいのか。自己肯定感とは「マイナスな部分も含めて、どんな自分もいいねと思い、信じ、認めることができる感覚」のことだ。

 この自己肯定感において大切なのが、「ない」と「ある」のどちらに意識が向いているか。仕事や人とのやりとりで嫌な気分になっているとき、「うまくいかない」「評価されない」と、「ない・失う」ことばかり見ていると、気持ちは落ち込んでしまう。

 そこで、恒吉氏がオススメしているのが「ある探しゲーム」だ。

1.自分の「ある」を見つける

 落ち込んだら、「しんどいけど、空調のある部屋にいられるのは幸せかも」というように自分がすでに得ているもの、「ある」ものを見つけるようにする。

2.「ない」ことの「ある」を見つける

「もう若くない。そのおかげで今まで着れなかった服にチャレンジできる」と、「ない」の中から「得たこと、気づいたこと、学んだこと、そのおかげ」という「ある」ものを見つける。

3.自分の性格の「ある」を見つける

 自分の性格は、欠点ばかりが気になってしまうもの。けれど、そういうときこそ「自分ができているところ」を認めてあげる。「傷つきやすいおかげで、人を傷つけることはあまりしない」というように、自分の欠点は魅力にもなるのだ。

 自己肯定感が弱い人は「ない」に目が向き、自己肯定感が強い人は「ある」に目が向いている。嫌なことがあったときは「ある探しゲーム」をして、自己肯定感を強めてみてはどうだろう。

 自分のことを後回しにして、人ばかり優先していたりすると、心も疲れてしまう。もっと自分に目を向けて、自分にOKを出してあげることも大切なのだろう。落ち込みやすいという人は、自己肯定感を強める方法を本書から学んでみてはどうだろう。
(T.N/新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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