こうした状況のなか、公人やメディアに携わる人をはじめ、いわゆる著名人といわれる人々が、検査までの経緯が発表されるたびに、“割とすんなりと”検査を受けられているのではないかという声も出ているようです。ただ、個別の事例について具体的にどのような症状、どれくらい思い症状だったのかは不明ですし、実際に患者を診た医師や保健所が“検査が必要”と判断したということは、そういう症状だったと考えるほかありません。有名人だから特別扱いを受けているとはいえないし、感染が広がっている現段階でそうした批判が出ると、著名人のみならず一般の人々の間でも検査を自粛する動きが広まることにもつながりかねないので、不適切だと感じます」

 今月に新型コロナ感染が確認された森三中の黒沢かずこについて、放送作家の鈴木おさむ氏は自身のTwitter上で「病院行っても、検査してくれなくて、粘って粘って、頼みこんで、やっと今週水曜日検査してくれたんです!」「なかなか検査してくれない!これが怖い!」と報告。黒沢は3月21日に発熱症状がみられ、味覚・嗅覚異常の症状があったため保健所に連絡し、複数の医療機関を受診。今月1日に受診した医療機関で肺炎と診断され、PCR検査の結果、3日に新型コロナ感染が判明したというが、鈴木氏の訴えにより、改めて検査までのハードルの高さが印象づけられた。

 一刻も早い検査体制の拡充が望まれる。

(文=編集部)

 

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