
IKEAといえば、スウェーデン発祥の世界最大級の家具メーカーだ。1943年に創業し、2006年には日本に1号店を出店。国内最大手のニトリと比較されることも多いが、そのブランド力は不動のものだといえる。
そんなIKEAはとにかく広大な店舗面積を誇るため、商品一つひとつをじっくり見て回ったら日が暮れてしまうほど莫大な品揃えだ。だが、そのなかには評判が芳しくない商品も紛れている。そこで今回「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」では、ネット上のレビューなどを基に「この春、買ってはいけないIKEAの商品5選」を決定した。IKEAでスピーディーにショッピングを済ませるためにも、ぜひこの記事を活用してほしい。
LIVBOJ(ワイヤレス充電器)/599円(税込、以下同)
IKEAの電化製品は「ENEBY」というBluetoothスピーカーを筆頭に、なかなか評価が高いが、「LIVBOJ」というワイヤレス充電器(Qi規格対応)については、買い控えたほうがいいかもしれない。
599円という、家電量販店に並んでいるものと比較すると信じられないほどの低価格で販売されており、「コスパ最高」との声があがっている一方、使っているスマホカバーによっては、そもそも充電ができないという不満も散見される。
調査班で実際に購入してケーブルにつなぎ、「iPhone8」を試しに載せてみたところ、無反応。スマホ本体をケースから取り出して再チャレンジし、何度か位置を変えてみた結果、やっと充電ができた。やはり電化製品は、専門メーカーに頼ったほうが無難といえるだろう。
BERGTUNGA(まな板2枚セット)/399円
IKEAの「BERGTUNGA」は、グリーンとブルーのサイズ違いのまな板が2枚セットになっている商品。2枚で399円とお買い得なうえ、まな板自体もしっかりと厚みがあり、リピート買いしているユーザーも多いようだ。
その一方、食洗機で洗い物をしている人たちからは不満の声が漏れているのも事実。なぜなら、「食洗機で洗ってもOK」と記載されているにもかかわらず、それを信じて食洗機にかけると、一発でまな板が曲がってしまったというケースがあるらしい。食洗機を導入している家庭では、このまな板のみ手洗いにするか、それが面倒であれば、はじめから購入を避けるのが賢明だ。