コロナ自粛下、ドラマ『M』だけが放送継続の理由…業界内では疑問の声もの画像1
テレビ朝日系『M 愛すべき人がいて』の公式サイトより

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、4月16日には緊急事態宣言が全国に拡大され、7日以降も延長されるとの見方が強まっているなか、4月期の連続テレビドラマの収録・放送が軒並み延期となっている。練馬区にある東映東京撮影所では、戦隊モノのドラマ『魔進戦隊キラメイジャー』(テレビ朝日系)に出演中の俳優・小宮璃央がコロナウイルスに感染したため、撮影所内を全面消毒するなどの対応に追われた。

「ドラマの現場となれば、感染した俳優さんの共演者やスタッフなどが濃厚接触者にあたる可能性もあり、数週間は収録を止めなければならなくなる。また、緊急事態宣言も延長される見通しとなり、通常であれば5月から撮り始める7月期の夏ドラマの放送も危ぶまれている状況です」(テレビ局関係者)

 4月期のドラマといえば、注目作だった『半沢直樹』(TBS系)、『ハケンの品格』(日本テレビ系)、『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)、『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系)は放送延期となり、『SUITS/スーツ2』(同)は2話まで放送されたが、3話以降は延期となっている。その一方、『行列の女神~ら~めん才遊記~』(テレビ東京系)や『隕石家族』(フジテレビ系)など放送されている作品も一部ある。

 そんななか、放送継続中で話題を呼んでいるのが、『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系/毎週土曜夜11時15分~)だ。歌手の浜崎あゆみのデビューから成功までの半生と、浜崎とエイベックスの松浦勝人会長の恋を描いた同名小説(著・小松成美/幻冬舎)が原作。眼帯をした秘書役の田中みな実や、パワハラトレーナー役の水野美紀など個性豊かなキャラクターに加え、一昔前のドラマのような演出が“大映ドラマ感”があるなどと話題を呼んでいる。芸能事務所関係者が言う。

「本作はテレ朝とインターネットテレビ局・ABEMAの共同制作ですが、ABEMAを運営するAbemaTVの親会社、サイバーエージェント社長の藤田晋さんが企画したもので、ABEMAでも全話独占配信されています。藤田さんとエイベックスの松浦会長、原作小説の出版元である幻冬舎の見城徹社長は以前から親しいことは有名ですが、この3人が中心となって生まれたものです。同ドラマの公式サイト上でも、挿入歌が収録されたエイベックスのアルバム『avex revival trax』の配信開始がPRされているとおり、エイベックスのビジネス臭が強いですね」

ABEMAの目玉作品

 今回放送が継続されていることについて、別の芸能事務所関係者は言う。

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