岡村隆史の風俗失言問題をナイナイのコンビ愛にすり替え…吉本の巧妙な作戦勝ちの画像1
岡村隆史のInstagramより

 タレントの岡村隆史(ナインティナイン)が4月23日深夜放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)内で、「コロナが収束したら、もう絶対面白いことあるんです。収束したら、なかなかのかわいい人が短期間ですけれども、お嬢やります」などと発言し、批判を浴びていた。27日にはニッポン放送が同番組の公式サイト上で謝罪し、29日には岡村本人も所属する吉本興業を通じて謝罪コメントを発表していた。

 その岡村は30日深夜放送の同番組に出演し、冒頭で「先週の『オールナイトニッポン』で僕の発言によって、たくさんの人たち、特に女性のみなさんに不快感を与えたことについて、心から謝罪いたします。本当に申し訳ございませんでした」などと謝罪の言葉を繰り返した。そして放送開始から40分ほどが経過した時点で相方の矢部浩之が登場し、約1時間にわたり“公開説教”を展開したことが話題を呼んでいる。

 矢部は日頃の岡村の具体的な言動を次々と挙げ、日頃のスタッフに対する心ない態度や、高校のサッカー部の後輩でもある自身に対して絶対に謝罪しないことなどを指摘。「やっぱりオフのところが大事なんじゃないかなって思うのよね。お笑い芸人という前に、人間でやっているから」と語りかけ、矢部が申し出て楽屋を別々にしてもらっていることも明かし、「なんか、そういうところを見たくなくて、距離をとっていた」「(岡村のことを)飽きるのが怖かった。嫌いになるのが怖くて」とその理由を告白した。

“コンビ愛”をうまく利用

 この放送を受け、Twitterでは「コンビ愛」というキーワードがトレンド入りするなど話題を集めたが、テレビ局関係者はいう。

「所属事務所である吉本興業の作戦勝ちというところでしょう。吉本は昨年以降、“闇営業”問題に始まり、所属タレントの契約問題などを抱えて岐路に立っていますが、そんななかで起こった岡村の失言問題も、社会問題にまで発展して吉本としては頭が痛かったはずです。そこから、どう名誉挽回にもっていくかが、事務所の腕の見せどころです。

 闇営業問題を起こした田村亮(ロンドンブーツ1号2号)の例では、相方の田村淳が吉本と亮の橋渡し役となるべく、自ら代表となって事務所を設立し、亮は無事復帰を果たしました。過去には不祥事を起こし契約を解除された山本圭壱も、相方の加藤浩次が「極楽とんぼ」の名前を捨てずに、10年以上が経った今でも山本の活動再開の手助けをしている。そこで吉本が今回出してきた奥の手が、矢部による公開説教だったのでしょう。とことん矢部が岡村を諭すことで、結果として岡村に同情票が集まり、ナイナイの“コンビ愛”という美談にすり替わった感があります。日本人は“コンビ愛”に弱いことを、うまく利用しました」

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