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現役マネージャーが語る、芸能ニュース“裏のウラ”第19回

衝撃だった嵐のYouTube参入、“彼氏感”ハンパない佐藤健のLINE……多角化する芸能人のネット戦略

芸能吉之助(現役芸能プロマネージャー)
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“彼氏感”ハンパないと話題の佐藤健のLINE公式アカウントにおけるメッセージの一部。ファンにはたまらない内容だ。

“彼氏感”ハンパない佐藤健のLINE戦略

 そのなかでぼくが注目しているのは佐藤健くん。「天堂担」「歴史的バックハグ」などの言葉がバズるほど大きな盛り上がりを見せた自身の主演ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系、2020年1月期放送)の最終回直後にYouTube公式チャンネルを開設。第1回目の放送には同作ヒロインの上白石萌音ちゃんをゲストに招き、生配信でトークを繰り広げました。このときの動画は約1カ月で1000万回も再生されており、現在の佐藤健くんの人気ぶりを証明するものとなりました。

 もともと佐藤健くんって、SNSの使い方が抜群に上手い。健くんといえば、公式LINEも「彼氏感がすごすぎる!」と話題になっていましたよね。芸能人のLINEアカウントは多数あるものの、そのほとんどは“bot”による自動返信。しかし、健くんのLINEは本人が目を通し、本人が返信しているとあってめちゃくちゃリアルだし、タイムリー。ぼくも以前から登録しているんですが、「おはよ」「花粉やばくない?」「撮影終わった」「はやく寝なね おやすみ」など、本当に恋人から来るさりげないLINEのような感じで、ぼくのようなオッサンでさえときめいてしまいますからね(笑)。

 今回のドラマも、放送日前には「明日夜あけといてね」と健くんからLINEが来たり、放送日に合わせて「SUGAR」(生電話ができる双方向ライブ配信アプリ)でファンと交流したりと、健くんによる盛り上げ方が本当にすごかった。視聴率が最終回に向けてぐんぐん上がっていった一因にもなっていると思いますよ。そしてその盛り上がりの波に乗って、自身のYouTubeチャンネルを開設。完璧なタイミングです!

 マネジメントスタッフの戦略もうまいですが、健くん本人のバランス感覚というか、センスというか……やっぱり頭がいい人なんだろうなと感じます。

“内容”は問われない芸能人のYouTubeチャンネル

 でも、や佐藤健くんのようなYouTube進出の仕方って、いわゆる“YouTuber”とは全然違うんですよね。HIKAKINさんやはじめしゃちょーさんに代表されるような“YouTuber”って、まず企画ありきで、面白いコンテンツを作って、毎日コツコツと投稿して、それが注目されて世に出てくるというプロセスだった。

 それに対して芸能人のYouTubeの場合、ファンにとって内容は二の次。企画はなんでもよくて、「とにかくその人が見られればOK」といった視聴者が多い。テレビという既存メディアからそのまま視聴者をYouTubeに引っ張ってきている形です。だからぶっちゃけ、嵐や佐藤健くんの登録者数があれだけの数になるのも、ある意味当たり前のことなんです。

 それに対して、芸能人のYouTubeチャンネルの中で、これまでの“YouTuber”寄りの作り方をしているのが、2018年から“YouTuber・カジサック”として活動しているキングコングの梶原雄太さんや、江頭2:50さん。また、宮迫さんなんかは、テレビでの知名度に加え、ヒカルさんなど人気YouTuberとのコラボによりYouTuberの文脈を取り入れるという、「ハイブリッド型」といってもいいかもしれません。

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