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松岡久蔵「空気を読んでる場合じゃない」

コロナ禍、「パパ活」女子と根深い経済問題…女性・男性双方にリスク、脅迫や美人局も

文=松岡久蔵/ジャーナリスト
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 プロフィールに『既婚者歓迎』とか書いてあるタイプも美人局のパターンが多く、会ったあとに男が出てきて『家庭を壊す』とか言って脅すパターンですね。基本的には彼らもあまりしつこくして警察にパクられたくないですから、10万円ぐらいの金額を要求してそのまま去るケースが多いと聞いています」

 ただ、悪質になると免許証など身分証明書をコピーされて脅され続けるリスクも考えられるため、とても「安全な遊び」とはいえないのが実情だ。

女性にも脅迫・妊娠リスク

 コロナによる経済不況で、金銭的な事情からやむにやまれず、少なくない女性がパパ活に走る実態があるという指摘もなされているが、男性だけでなく女性側にもリスクはある。筆者がパパ活アプリに登録して女性のプロフィールを見たところ、勤め先の飲食店の写真をアップしているケースもあり、男性に悪意があれば脅迫される恐れもあると感じた。それに、業者ではない場合には基本的に誰も守ってくれない無防備な状態にさらされることになる。最悪、妊娠させられるリスクもある。

 私個人としては、本当にお金に困っている女性にはキレイゴトに聞こえてしまうかもしれないが、パパ活に手を出すのはやめてほしいと思う。パパ活の本質は、年上男のカネと女の若さのトレード。普通に働いていても手に入らないカネがすぐに手に入るのは確かに快感だろうし、贅沢も楽しめるかもしれない。ただ、そういう質のカネを平気で受け取るようになると、必ず、感覚が狂ってくる。若さだけで通用する時期が過ぎれば、カネ儲けで変にショートカットした分、フツーの世界には戻りにくくなる。もし、迷っている人がいたら、名作『15歳、プロ彼女~元アイドルが暴露する芸能界の闇~』『闇金ウシジマくん(フーゾクくん編)』を読んで、ぜひ思いとどまっていただきたい。

 やはり不況は、一部の人を除いて、多くの人を不幸にする。政府には一日も早く経済対策を実施してほしい。

(文=松岡久蔵/ジャーナリスト)

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●松岡 久蔵(まつおか きゅうぞう)

Kyuzo Matsuoka

ジャーナリスト。マスコミの経営問題や雇用、防衛、農林水産業など幅広い分野をカバー。「現代ビジネス」「東洋経済オンライン」「BLOGOS」などにも寄稿。お仕事のご依頼はTwitterのDMまで。最新ニュースをお届けするLINE@は以下。   

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