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木村誠「20年代、大学新時代」

大学生協に届いた困窮学生の悲痛な叫び…「入学を後悔」「オンライン授業でも学費は同じ」

文=木村誠/教育ジャーナリスト
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「経済的不安が大きいです。一人暮らしで、アルバイト代で生計を立てているのに、バイト先は休業していて職がありません。交通手段が限られてきたので、実家に帰ることもできません。いつまで続くかわからないこの状況の中、どれほど頑張っても生活が崩れていく一方です。某大学では、学生一人ひとりに支援金が給付されると聞きました。私が通う大学でも何かしら、対策を取っていただきたいです。」

「アルバイト先(観光客向けの飲食店)が現在休業中で、おそらく緊急事態宣言が解除されない限り休業を続ける、とのことです。普段であれば月5万円ほどあるはずの収入が、もうほとんどお金が入ってこない状況です。今は親の仕送りと奨学金(毎月の家賃の分)と貯金で生活しています。休業補償があるとの連絡もバイト先から来ませんし、政府から10万円給付されるとしても、心許ない状況です。ただ、この状況であえてスーパーやコンビニで働き始めるというのも、正直、感染リスクを高める行動のように思えて、躊躇しています。しかし6月ごろになっても事態が変わらない(バイト先が再開せず休業補償も出ない、授業も開始しない)のであれば、そのようなところで働くしかないと最近は思い始めています(雇ってくれるかは別ですが…)。」

大学への要望

「親元を離れて生活しており、今まで居酒屋でのアルバイトの収入月15万円程と奨学金で、学費含む身の回りのお金の全てを賄ってきました。現在は、コロナの影響でアルバイト先が休業になり、6割の休業補償はあるものの、今後は大幅に収入が減る見込みで、後期以降の学費支払いの目処が経ちません。奨学金は4年間で550万円程を借りていますが、返済が不安なため増額は希望しません。また、新しいアルバイトも決まらなく、このような状況が続けば、大学を退学、休学することも視野に入れて考えなければなりません。私の大学は特に、一人暮らしの友人が多く、親からの支援も限りがあるようで、皆、生活に困り始めています。せめて施設維持費等だけでも、納入金の減額や、一人暮らしの大学生を支援するような制度が出来てくれればいいなと、思います。」

「どこにもマスクは売っていないのに、マスクが無いと対面授業を受けられなかったり、大学内の施設を使うことが出来なかったりすることや、寮のWi-Fiは電波が弱く全く繋がらないのに、遠隔授業に対応できる寮のWi-Fiへの対策を大学が取ってくれないことに憤りを感じています。大学からの連絡が遅く、こちらが行動に移るまでに時間がかかります。大学のホームページに最新情報を載せるのなら、更新情報をその都度メールで知らせて欲しいです。」

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23:30更新
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