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小早川隆治「日本のクルマづくり~さらなる志・凛・艶・昂を目指して~」

ベンツ「A250 4MATIC セダン」、ポルシェ「Macan S」…試乗で心をつかまれた輸入車5台

文=小早川隆治/モータージャーナリスト
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 ただし、外観スタイルは大型化&一体化されたキドニーフロントグリル、テールランプデザインなどは悪くないが、先代のFRモデルからの進化が少なすぎると感じるのは私だけだろうか?

プジョー508SW GT Blue HDi
4790×1860×1420mm
1997cc直列4気筒ターボディーゼル
車両本体価格:526万円

ベンツ「A250 4MATIC セダン」、ポルシェ「Macan S」…試乗で心をつかまれた輸入車5台の画像4

 プジョー508SW GT Blue HDiも、私の心を捉えた1台だ。「ステーションワゴンの概念を変えるゲームチェンジャー」を目指したというが、外観スタイルがユニーク、スタイリッシュ、魅力的で、シャープで独創的な内装デザインも悪くない。小径で細めのステアリングホイールの握り感も非常によい。

 加えて、前後の居住性、先代に比べて182L増えて530Lとなったラッゲージスペース(後席格納時は1780L)にも二重丸を与えたい。2Lのターボディーゼルは全域で非常に静かで走りも良好な上に、ハンドリングのリニアリティー(追従性)も良好で凹凸路の突き上げも非常に少なく、プジョーの真髄ともいえるしなやかで上質な乗り心地を実現しているのも、このクルマの大きな魅力だ。

●VW T-Cross TSI 1st Plus
4115×1760×1580mm
999cc直列3気筒インタークーラー付きターボ
車両本体価格:336万円

ベンツ「A250 4MATIC セダン」、ポルシェ「Macan S」…試乗で心をつかまれた輸入車5台の画像5

 今回の私の心を捉えた最後の1台は、VW T-Crossだ。VWらしい直線的なデザインも含めて全体としてコンパクトなサイズの魅力的なSUVに仕上がっている。ポロに比べて着座位置が100mm高く、140mmのスライドが可能な後席の居住性と、455Lというトランクスペースもなかなかのものだ。

 国内向けには、1580mmという全高は大半の立体駐車場の利用が可能となる1550mmまで下げたほうが良かったのではないだろうか? 3気筒1Lエンジンの出力は116psだが、走らせても不足がなく、振動もまったく気にならなかった。ただし、コンセプト、サイズ、デザインが近似しているダイハツ工業/トヨタ自動車の「ロッキー/ライズ」の価格(170~220万円<FF>)に比べて割高なのが気になるが、VWにとって貴重な車種になることは間違いなさそうだ。

(文=小早川隆治/モータージャーナリスト)

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