ぼったくりバーに潜入したり、売春業者に突撃をかけるなど、世の中の闇を暴く動画を次々にあげ、急速に人気を高めていたユーチューバーの「とぅるんとぅるん」が、自身がこれまで公開してきた動画はすべてヤラセだったと告白し、批判が殺到している。

 とぅるんとぅるんはこれまで、美人局の手口を暴いたり、売春業者を待ち伏せして突撃するなど、悪事を行う業者などと自らの体を張って戦い、動画を見る人たちに注意を促してきた。

 だが、“暴露系異次元YouTuber”を標榜する「シャモのしゃもじ2nd」が、とぅるんとぅるんの動画がヤラセではないかと疑惑の目を向け、追及してきた。とぅるんとぅるんは当初、疑惑を否定していたが、しゃもじが音声解析ソフトを用いて“音声のモザイク”まで外すことに成功。とぅるんとぅるんの動画は自作自演であるとの証拠を突きつけた。

 すると、とぅるんとぅるんは5月19日、一転して今までの動画はすべてヤラセだったと認めた。モザイクを外す機械があるのは知っていたが、音声まで解析されるとは思わなかったと語り、しゃもじに追い詰められて白状せざるを得なくなった状況を吐露した。

 ヤラセをした理由については、「演劇をして皆に楽しんでもらいつつ、公益性があるように、皆のためになるような、注意喚起できるような動画をつくりたいと思った」と述べ、あくまでも注意喚起するための“演劇”だったと主張。

 トラブルの際にやってきた警察官などの姿についても、インターネット上にある映像などを使用したもので、実際に警察を呼んだことはないと明かした。

 また、「僕と似たようなことをやっている人は全員ヤラセ」だと語り、ほかにも多くいる“世の中の闇を暴く”動画をあげているユーチューバーもヤラセであるとの見解を示した。

 そのうえで、心霊現象系の動画についてはヤラセはしていないと強調。霊媒師などに検証してもらってもいいと胸を張った。

 本当に体当たりで動画撮影に臨んでいると信じていたファンに向けては、「欺こうとは思っていなかった」「注意喚起したかっただけ」と釈明し、今後、信頼回復できるようにがんばっていくと決意表明した。同時に、同じようにヤラセをしているユーチューバーを暴いていこうか、と今後の方向性についても語った。

 動画を見た視聴者からは、「騙された」「お前こそ詐欺だ」「視聴者を甘く見た態度が腹立たしい」「開き直っている」「今まで見てきたなかで最低」と批判の声が殺到した。

 そして翌20日、とぅるんとぅるんは新たな動画を公開し、同じような“闇系”ユーチューバーについてヤラセ疑惑を指摘した。

 自身のヤラセ動画の撮影方法などを明かしたうえで、同様の突撃系動画をあげているユーチューバーを名指しして、矛先を変えようとした。「エ.COM(エド)」「おみTV」「カルマ」「TOMOKIN(Ryota Tomogane)」「ノーネーム」などは間違いなくヤラセだと主張。だが、ヤラセは悪いことではないとの持論を展開し、視聴者に対しても「悪いとは1ミリも思ってない」とうそぶいた。

 この動画を見た視聴者からは、「他人にバラされたから開き直ってるのもダサい」「自分のヤラセが発覚したからって、ほかのユーチューバーを巻き添えにするのは最低」など、批判の声は増加。この2日間でチャンネル登録者数も2万人以上減っている。

 一方で、20万人以上の登録者数を得られるほどの企画力や編集力、話術などを称賛する声も少なくない。そういった才能を生かした動画を制作し続け、とぅるんとぅるんは再び脚光を浴びるようになることはできるだろうか。

(文=編集部)

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