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ワタナベエンタがお笑いライブを有料配信
このように、どのエンタメ業界も厳しい情勢が続く中、老舗の芸能事務所ワタナベエンターテインメントが5月10日に“有料課金制”の生配信形式でお笑いライブ「WEL On Line」「WEL NEXT On Line」を開催したことが話題となった。当日は1000枚のチケットが完売。客はオンラインで芸人たちのステージを楽しんだという。
ライブの現場ではコロナ対策を徹底。各組ごとの楽屋を確保し、空気清浄機を配置した上、会場に入る前は出演者とスタッフ全員に検温を行い、マスクの着用と手洗いうがい、アルコール消毒を欠かさず行ったという。
テレビ番組にも新たな風が吹き始めた。5月23日に放送される笑いの祭典『ENGEIグランドスラム』(フジテレビ系)では、漫才師たちはアクリル板を挟んでチャレンジしたという。もちろん、各人リモート収録が中心となったようだ。
いずれにしても、2020年は日本のエンタメの歴史において分岐点となるのは間違いない。演芸人、音楽人、映画人、ともに、その創意工夫と情熱で、なんとか文化を後世につないでいってもらいたい。
(文=編集部)