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ブックマークページで好きな作品を欠かさずチェック
話題作が目白押しのマンガボックスだが、右上のアイコンの一番左側、人の顔のマークのアイコンをタップすると、全話無料の「インディーズ作品」のページへ移行する。インディーズ作品のページでは、ここでしか読めない作品と出会うことができ、新たなマンガを発掘する場となっている。なにより、全話無料で読めるのが嬉しいポイントだ。しかし、作品数はあまり多くないので、すぐに読破してしまうかもしれないのが難点。
これらのインディーズ作品の読み方は縦スクロールだが、メジャー作品のページと、ストアで読める作品はすべて横スクロール。スライドかタップでページをめくることができる。
アプリ自体のトップページは、縦にスクロールすることでカテゴリー別に分けられた作品の並びを見ることができる。「50話以上無料で読める」「完結まで無料で読める作品」「4月の新連載」「映像化された話題作」といった分け方から、「心に響く大人の恋愛模様」「続きが気になる歴史もの」「ほっこり癒やされる」などの内容による分け方まで細分化されており、作品数の多さを物語る。時には「この作品が読みたい」ではなく、「読みたいマンガの雰囲気」から作品を選んでみると、これまで知らなかった作品を知るきっかけにもなるだろう。
しかしながらこのトップページの縦スクロール、いつまでも長く続き、筆者は少し見づらさを感じてしまった。検索も、タイトル名でヒットするようになっているので、タイトルを忘れてしまい、キャラクター名などしか思い出せないときは苦労する。筆者も実際、「昨日、グルメマンガのカテゴリーから選んだあの作品、続きが読みたいけど、題名なんだっけ……?」と、思い出せずに悶々としてしまった。
そんなときに使えるのが、ページの中央下部に表示されるハートマーク。お気に入り登録した作品が表示されるだけでなく、過去に読んだ作品も並べ、かつ履歴のなかから最新話が更新されている作品を教えてくれるなど、自分だけの本棚と化してくれるので非常に使いやすい。作品数が膨大でも好きな作品の更新を見落とさない機能や、気になった作品を思い出させてくれる機能は、思っているよりもありがたいものだった。
新たな作品との縁を結び、ログもきちんと取っておいてくれる「マンガボックス」。ボーナスコインを駆使すれば、好きな作品をオトクに、目一杯楽しめるかもしれない。
(文=清談社)