芸能・エンタメニュース
安岡信郎役/松坂桃李(梅ちゃん先生)
2012年度前期作品『梅ちゃん先生』で、ヒロインの幼なじみで夫の安岡信郎役を演じた松坂桃李。ヒロインの下村梅子(堀北真希)は同じ医学生に恋をしており、誰もがこのままゴールインするのだと予想していた。しかし、まさかの大どんでん返しが起こり、幼なじみの信郎と結ばれて視聴者を驚かせた。
その後、松坂は2017年度後期作品『わろてんか』でもヒロインの夫役に選ばれている。
周防龍一役/綾野剛(カーネーション)
2011年度後期作品『カーネーション』はギャラクシー賞大賞をはじめとする数々のドラマ賞を獲得するなど、「朝ドラ史上最高傑作」と言われた話題作だ。注目の的となったのはヒロインの小原糸子を演じた尾野真千子だが、その不倫相手となる周防龍一役の綾野剛にも、多くの女性から熱い視線が送られた。
それまでは、やや癖のある役どころを演じることが多かった綾野剛だが、健気でひたむきな好青年の周防役がフィットして、2013年の『空飛ぶ広報室』(TBS系)ではさわやかな好青年の主人公・空井大祐役を、2015年には『コウノドリ』(同)で心優しい医師・鴻鳥サクラ役などを演じている。
以上、朝ドラに脇役として出演してブレイクした女優・俳優たちを紹介した。きっと、「言われてみれば、朝ドラに出ていたな」と思う人ばかりだっただろう。
果たして、今作からは誰がブレイクするのだろうか? ストーリーや登場人物だけでなく、それを演じている女優・俳優にも注目しながら、今後の『エール』を楽しもう。
(文=安倍川モチ子/フリーライター)