さすがキムタク!『BG』再放送も視聴率全話2ケタ…『ハケンの品格』篠原涼子には異変の画像1
BG~身辺警護人~|テレビ朝日」より

 ドラマ界を前代未聞の事態が襲っている。4月クールの民放ドラマのほとんどが、まだ1話もオンエアされていないのだ。6月から撮影が再開されたことで初回のオンエア日が決まりつつあるが、これまでテレビ各局は過去作の再放送で乗り切ってきた。ここで、その再放送の成果を検証してみよう。

「再放送でも“さすがキムタク”という印象を残したのが、2018年に主演した『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)です。4月16日から『傑作選』と題して、2年前のファーストシーズン(ドラマでは『第1弾』と呼んでいる)を1話から再放送しています。当時の視聴率は当然のように全話で2ケタをマーク、平均15.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録していますが、再放送でも1話から8話まで11.6%、10.4%、10.5%、10.1%、10.0%、11.0%、10.6%、10.3%とすべて2ケタ。この時代、再放送でこれだけの視聴率を稼げるドラマは貴重な存在です」(テレビ局関係者)

 そんな『BG』第2弾の初回放送は6月18日に決まった。コロナ禍によって第1弾が再放送されたことが、逆に追い風となったのではないだろうか。

 一方、若干不安ながら期待されるのが篠原涼子主演の『ハケンの品格』(日本テレビ系)だという。

「同作は07年に大ヒットし、最終話の視聴率は26.0%を記録。平均視聴率も20.2%を叩き出し、彼女の代表作のひとつとなりました。今回、『13年ぶりに帰ってくる』といううたい文句で大々的に宣伝してきたのですが、ほかのドラマと同様の事情で初回のオンエアが延び、やむなく再放送に踏み切ったのです」(同)

 再放送は『春子の物語 ハケンの品格2007 特別編』というタイトルで、篠原演じるスーパー派遣社員・大前春子の歴史に迫る内容だった。視聴率は4月15日の第一夜で10.5%を記録すると、9.9%(第二夜)、11.4%(第三夜)、9.3%(第四夜)、9.8%(第五夜)、10.0%(第六夜)、9.2%(最終夜)と堅調な動きを見せた。

「“視聴率女優”と言われた篠原も、ここ数年はなかなかヒット作に恵まれていません。フジテレビの『木曜劇場』枠で15年10~12月に放送された『オトナ女子』は40歳の独身女性が主人公の等身大のラブストーリーでしたが、平均視聴率は8.7%。また、同じくフジの『月9』枠で17年10~12月に放送された、主婦が市議会議員になるというサクセスストーリーの『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』は平均視聴率6.7%と大爆死。そのため、なんとしても『ハケン』をヒットさせたい状況にあるのです」(同)

 ちなみに、これまであまり家庭的な一面を見せてこなかった篠原だが、『ハケン』のインスタグラムでは、自宅で料理する自撮り映像を何回も投稿している。子どもの顔は隠れているものの、声が入っているなど、プライベートもうっすらと公開することで、視聴者の関心を集めようとしているのかもしれない。今作にかける意気込みが伝わってくる。

再放送で視聴率が激減したドラマも

 一方、再放送が裏目に出た形のドラマもあるという。そのひとつが、14年に放送された竹野内豊主演の『素敵な選TAXI』(フジテレビ系)だ。過去に戻れるタクシーで乗客が人生の選択をやり直せるという内容と、タクシー運転手を演じた竹野内のコミカルな演技が受け、平均視聴率10.3%を記録した。また、“脚本家・バカリズム”の出世作としても知られている。

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