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戦略コンサルティングファームのケース面接tips(第2回)

プロが教える、コンサル会社面接での思考法…具体例「五輪でメダル獲得する方法は?」

文=北原大道/ムービン・ストラテジック・キャリア
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 ・出場している日本の選手が遅い

 (なぜ出場している日本の選手は遅いのか?)

   ●代表選手の選出方法が適切でなく、遅い選手を選出してしまっている

   ※基本的にはタイムで選出をしているため、ここではこれ以上深堀りしない

   ●日本のプロ選手が他国のプロ選手と比較して相対的に遅い

   ※「プロ選手」とは「日本陸上競技連盟に登録し、実業団に所属する選手」と定義する

   (なぜ日本のプロ選手は他国のプロ選手と比較して相対的に遅いのか?)

    ▲“他国と比較し、日本人の身体がマラソン向きではない”

    ▲“プロ選手の装備(シューズ、ウェア等)が高機能でない”

     ※高機能=より早く走れるための機能を備える、と定義

    ▲プロ選手に対するトレーニングの成果が出ていない

    (なぜトレーニングの成果が出ていないのか?)

     ◇コーチ陣のスキルが低い

     (なぜコーチ陣のスキルが低いのか?)

      ●“コーチの育成方法が適切でない”

      ●“コーチのそもそもの能力が低い”

      ●“コーチのモチベーションが低い”

     ◇トレーニング環境が悪い

     (なぜトレーニング環境が悪いのか?トレーニング環境が悪い、とは?)

      ●“トレーニングメニュー(大会含む)が適切でない”

      ●“過酷な条件(低酸素等)のトレーニング場所が少ない”

     ◇選手のモチベーションが低い

     (なぜ選手のモチベーションが低いのか?) 

      ●“メダルを取ることのインセンティブが無い”

    ▲プロ選手の母数が少ない

    (なぜプロ選手の母数が少ないのか?)

     ◇プロ選手の受入人数が少ない

     (なぜプロ選手の受入人数が少ないのか?)

      ●“実業団の数が少ない(減っている)”

      ●“1団あたりの人数が少ない(減っている)”

     ◇プロ選手になる人が少ない

     (なぜプロ選手になる人が少ないのか?)

      ※ここでターゲット層ごとにカテゴライズする

      ※オリンピックのマラソンという前提があるため、社会人からプロ選手を目指す人は限りなく少ないと仮定し、大学生までの男/女にターゲットを絞る。

     (勿論、冒頭の年齢別の提案が認められれば上記の限りではない)

      ●小学生

       ▲“短距離走はやるが、長距離走はやらず、触れる機会が少ない”

      ●中学生/高校生

       ▲陸上競技部に入部する学生が少ない

       (なぜ陸上競技部に入部する学生が少ないのか?)

        ◇そもそも陸上競技部が無い

        ◇“その他の部活のほうが魅力的(or強豪すぎて入れない)”

       ▲陸上競技部の長距離走選択率が低い

       (なぜ長距離走の選択率が低いのか?)

        ◇“短距離やその他競技のほうが魅力的”

       ▲トレーニング環境が悪い

       (なぜトレーニング環境が悪いのか?)

        ◇“トレーニングメニュー(大会含む)が適切でない”

       ▲高校生からプロ選手へのルートが少ない

     ●大学生

       ▲陸上競技部に入部する学生が少ない

       (なぜ陸上競技部に入部する学生が少ないのか?)

        ◇そもそも陸上競技部が無い

        ◇“その他の部活or遊びのほうが魅力的”

        ※基本的に中学生/高校生で選択した競技を継続すると仮定し、長距離選択率は考えないものとする

       ▲トレーニング環境が悪い

       (なぜトレーニング環境が悪いのか?)

        ◇“トレーニングメニュー(大会含む)が適切でない”

       ▲マラソンのプロ選手になるインセンティブが無い

       (なぜマラソンのプロ選手になるインセンティブが無いのか?)

        ◇“プロ選手は選手生命が短く、生活が出来ない”(イメージがある)

 さて、構造化はいかがだっただろうか。自身で解いてみたものと近かった方も、まったく異なった方もいらっしゃったと思う。上記は一例として参考にしていただきたい。

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17:30更新
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