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戦略コンサルティングファームのケース面接tips(第2回)

プロが教える、コンサル会社面接での思考法…具体例「五輪でメダル獲得する方法は?」

文=北原大道/ムービン・ストラテジック・キャリア
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tips3:“構造化”して出た課題仮説に対し、打ち手を検討し、priority付けをする

 構造的に深堀りすることで、以下の課題仮説が導出された。

マラソンのカテゴリーが男/女の2種類しかない

・他国と比較し、日本人の身体がマラソン向きではない

・プロ選手の装備(シューズ、ウェア等)が高機能でない

・コーチの育成方法が適切でない

・コーチのそもそもの能力が低い

・コーチのモチベーションが低い

・プロ選手に対するトレーニングメニュー(大会含む)が適切でない

・過酷な条件(低酸素等)のトレーニング場所が少ない

・プロ選手にとって、メダルを取ることのインセンティブが無い

・実業団の数が少ない(減っている)

・実業団1団あたりの人数が少ない(減っている)

・小学生が、短距離走はやるが、長距離走はやらず、触れる機会が少ない

・中学/高校に於いて、陸上競技部よりその他の部活のほうが魅力的(or強豪すぎて入れない)

・中学/高校の陸上競技部に於いて、短距離やその他競技のほうが魅力的

・中学/高校の陸上競技部長距離のトレーニングメニュー(大会含む)が適切でない

・大学に於いて、陸上競技よりその他の部活or遊びのほうが魅力的

・大学の陸上競技部長距離のトレーニングメニュー(大会含む)が適切でない

・大学の陸上競技部長距離の選手が、プロ選手は選手生命が短く、生活が出来ないイメージを持っている

 上記課題仮説に対し、打ち手を検討する。そして、その打ち手に対し、「コスト」×「インパクト」の観点でpriority付けをする。その際に、短期/中期/長期の観点を入れてもよい。

 いくらインパクトがある打ち手であってもコストが膨大にかかってしまっては実行がしづらい、またいくらコストが安くてもインパクトがなければ意味がない。従って、そのバランスが重要である。

 次回は打ち手出し、及び打ち手に対するpriority付けをしてみたい。

(文=北原大道/ムービン・ストラテジック・キャリア)

プロが教える、コンサル会社面接での思考法…具体例「五輪でメダル獲得する方法は?」の画像2

【筆者プロフィール】

●北原 大道(Taido Kitahara)

東北大学工学部卒業。元東芝、ヘルスケア系/独立系コンサルティングファーム出身

新卒で東芝に入社し、変電機器の設計・開発に従事。

その後、ヘルスケア系コンサルティングファームを経て、独立系コンサルティングファームにてエネルギー業界のクライアントに対する成長戦略立案、事業戦略立案など幅広くプロジェクトを経験後、ムービンへ参画。

コンサルティングファームでの経験を活かし、戦略系/総合系コンサルティングファームを目指す方々を数多く支援しております。

株式会社ムービン・ストラテジック・キャリア

20年以上にわたり日本初のコンサル転職支援特化エージェントとして、コンサルティング業界への転職活動を支援。長年実績を重ねてきた結果、複数の媒体から日本No.1のエージェント表彰を受けるなど、コンサルティング業界に関する専門家集団としてのユニークなポジショニングを確立しております。

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