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片田珠美「精神科女医のたわごと」

不倫の渡部建、自己愛性パーソナリティ障害の可能性…佐々木希との結婚が乱倫に拍車か

文=片田珠美/精神科医
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渡部建

 「アンジャッシュ」の渡部建さんがプロゴルファーのタイガー・ウッズを引き合いに出し、「僕、ウッズと同じでセックス依存症なの」と話していたという、かつての“遊び仲間”の証言が「週刊女性PRIME」(6月15日配信)に掲載された。

 たしかに渡部さんがセックス依存症である可能性は高い。これは当連載で先週指摘したように、サチリアージス、つまり性欲の異常亢進のせいだろう。

 今回、私が注目するのは、自分がセックス依存症だとしゃあしゃあと言ってのけ、しかも反省する気も、治療を受ける気もさらさらなさそうなことである。これは、「自分は特別な人間だから、普通の人には許されないことでも許される」という強い特権意識に由来すると考えられる。

 このような特権意識は、強い自己愛の持ち主にしばしば認められ、自己愛性パーソナリティ障害の診断基準の1つにもなっている。渡部さんを直接診察したわけではないが、精神科医としての長年の臨床経験から自己愛性パーソナリティ障害の可能性を疑わずにいられないのは、次の3つの特徴も認められるからだ。

1) 他人を道具として利用

2) 尊大で傲慢

3) 共感の欠如

 まず、「週刊文春」(6月18日号/文藝春秋)で報じられたように、渡部さんは不倫相手の女性を多目的トイレに呼びつけて性行為に及んでいたようだが、これは女性を性欲処理の道具としてしか見ていない表れだろう。

 このように自分自身の目的を達成するために他人を利用する傾向は、女性関係以外の対人関係にも表れている。たとえば、お笑い番組やお笑いライブを手がける構成作家は次のように証言している。

「同じ事務所だろうが、ほかの事務所だろうが、先輩だろうが後輩だろうが、他人と仲よくするかどうかの基準は、彼にとって“使えるか、使えないか”なんです」(「週刊女性PRIME」より)

“使えない”と判断すると、容赦なく“ポイ捨て”していたが、逆に“使える”と判断すると、徹底的に利用していたようだ。たとえば、後輩芸人の自宅にDVDや本を送りつけ、それを後輩が要約してポイントを渡部さんに伝えて、渡部さんが番組でさも見たり読んだりしたかのように語るのだという。あるいは、自分が1度も行ったことのない店に、後輩芸人を行かせて食事をさせ、料理の感想を後輩から聞いて、テレビや雑誌であたかも自分が食べたかのように話すこともあったようだ(「週刊女性PRIME」より)。

 他人を道具として利用するのは、強い特権意識による。特権意識が強いと、相手が自分の要求に自動的に従うことを何の根拠もなく期待するからである。しかも、それを当たり前と感じ、不倫相手の女性や後輩芸人を道具として利用することを繰り返すのは、2)尊大で傲慢だからだろう。

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