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永田町の「謎」 現役議員秘書がぶっちゃける国会ウラ情報

山尾志桜里議員、国民民主へ入党で小沢一郎に再びすり寄りか…態度が豹変した4年前の抜擢

文=神澤志万/国会議員秘書

 それに、国民民主党には「あの小沢一郎議員」がいます。もうみなさんお忘れかと思いますが、山尾議員は初当選時は「小沢ガールズ」の筆頭格でした。選挙戦略に長けている小沢秘書軍団が助けてくれるかもしれないのですから、またすり寄っているのでしょう。

 あの頃は、みんな一緒に政策をつくる仲間だったのに……。山尾議員が初当選した2009年当時を知る秘書たちは、みんながっかりしていると聞いています。変わってしまったのは、16年に民進党の政務調査会長に就任したあたりからのようです。秘書仲間は、「あの頃から急に『私は国会議員、あんたたちは秘書』みたいな感じになって、普通にお話ができなくなったなぁ」と言っていました。その後は不倫問題などもあり、政治家としての迷走ぶりは報道の通りですね。

 一方で、元同級生によると、東京大学の学生時代からしたたかだったという話もあります。とはいえ、ダントツにかわいい「才女」という言葉がぴったりの雰囲気だったのでしょうね。

 今はそんな雰囲気もない感じですが、妙な色気はあるんですよね。今回の入党劇も「玉木雄一郎代表がやられちゃったんじゃない?」と国会女子は冷ややかに見ています。果たして、山尾議員の目論見通りになるのでしょうか。すべては、選挙後にはっきりすると思います。

(文=神澤志万/国会議員秘書)

『国会女子の忖度日記:議員秘書は、今日もイバラの道をゆく』 あの自民党女性議員の「このハゲーーッ!!」どころじゃない。ブラック企業も驚く労働環境にいる国会議員秘書の叫びを聞いて下さい。議員の傲慢、セクハラ、後援者の仰天陳情、議員のスキャンダル潰し、命懸けの選挙の裏、お局秘書のイジメ……知られざる仕事内容から苦境の数々まで20年以上永田町で働く現役女性政策秘書が書きました。人間関係の厳戒地帯で生き抜いてきた処世術は一般にも使えるはず。全編4コマまんが付き、辛さがよくわかります。 amazon_associate_logo.jpg

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