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若者にも続出の「スマホ老眼」の危険性&改善法…脳の認知機能低下、頭痛や肩こりの原因に

文=ますだポム子/清談社
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「目からの情報が入ってきづらいということは、脳で情報の処理をしなくなるということ。脳が情報処理の機会を失い続ければ、処理能力が衰え、思考力や判断力が低下していきます。すると、仕事のパフォーマンスが低下し、生産性を大幅に下げてしまうのです」(同)

 さらに、情報判断の機会が減ることで脳の認知機能も低下してしまう。

「情報処理能力が低下すると、認知不全症を引き起こしかねません。目と脳は密接に関係しており、目を酷使することは、脳を酷使することと同義なのです」(同)

 疲労が蓄積することで脳がうまく休めなくなり、寝ても疲れが取れにくい状態になってしまうという。その弊害として、頭痛や肩こりといったトラブルを招いてしまうのだ。

スマホ老眼の改善法&有効な食事とは

 スマホ老眼は決して甘く見てはいけない眼病だが、原因が一時的な筋肉の痙攣であるため、簡単な方法で症状を緩和できるという。

「目を温める方法です。毛様体筋が痙攣しているというのは、筋肉に乳酸などの疲労物質が溜まっているということ。ですから、温めて血流を良くし、疲労物質を取り除くことが有効的な治療法といえます」(同)

 ホットアイマスクやホットタオルなどを目にのせるだけで、眼精疲労を軽減し、毛様体筋の機能が回復する効果があるそうだ。アイテムを用いずに同様の効果を得る、オフィス向きの方法もあるという。

「手のひら同士をこすり合わせ、温かくなった手でまぶたを覆うだけでも、症状が緩和されます。また、温めるよりも簡単な対処法は、遠くを見ること。目を使いすぎたと感じたら、2m以上先にある物を10~15秒見るだけで、疲労軽減の効果がありますよ」(同)

 予防の観点からいえば、スマホの画面を目から30cm以上離して使用する、意識的にまばたきの回数を増やすといった方法が効果的といわれている。さらに、スマホ老眼は食事でもケアができる。

「ほうれん草、ケール、ゴーヤ、ブロッコリーなど、緑色が濃い野菜は眼精疲労に有効な『ルテイン』を多く含んでいます。昼食にこれらの野菜が入った料理を食べたり、グリーンスムージーを飲んだりすることもおすすめですよ」(同)

 ルテインは目のみに集中して作用するため、目に良い食べ物の代表とされるブルーベリーよりも、眼精疲労に特化して効果を発揮するという。

 目は疲弊していても見た目にはわかりづらく、無理がきいてしまう部位だ。そのため、誰もが無意識に酷使しているという。自分が思っている以上に、目や脳は疲れているのだ。日頃のケアを心がけるだけで、知らぬ間に頭痛や肩こりが改善され、さらには仕事の成果向上にもつながるかもしれない。

(文=ますだポム子/清談社)

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