朝ドラ『エール』柴咲コウが演じる双浦環のモデルとは?日本人初のオペラ歌手の人生の画像1
NHK連続テレビ小説『エール』」より

 NHKの連続テレビ小説『エール』第12週は、主役の古山家を取り巻く脇役たちにスポットを当てたアナザーストーリーが放送された。オムニバス版で、いつもとは違うカラーを見せた6月15日(月)~19日(金)のストーリーを振り返ろう。

父、帰る

 あの世ではジャンボ宝くじのようなイベントがあり、一等は1泊2日でこの世に帰ることができるという。帰ってきた者の姿は身内にしか見えない。そこで、1等を当てた古山音(二階堂ふみ)の父・安隆(光石研)は、残してきた家族の様子を見に地上に降り立った。

 ある日の昼下がり、古山家を訪れると、音が娘の華をあやしているところだった。はじめは悲鳴を上げて驚いていた音だが、徐々に昔の思い出が甦ってきて、幽霊の父との距離を縮めていった。

 安隆の好物の団子を食べながら団らんしていると、古山裕一(窪田正孝)が帰宅。団子の皿が2枚あることを不思議に思われ、焦った音が「父の命日が近いから」と言い訳をすると、裕一は見えないはずの安隆に向かって感謝の言葉を唱え始めた。

 裕一の人柄を知って安心した安隆は、音の姉である吟(松井玲奈)を気にかけてやってくれと頼んでから、豊橋へ旅立った。

 音の母の光子(薬師丸ひろ子)と妹の梅(森七菜)が暮らす関内家は、重たい空気に包まれていた。その理由は、梅が文学を教えてあげていた同級生が16歳にして文芸誌で受賞し、作家デビューしていたからだ。

 光子に代わって梅と話をすることにした安隆は、「負けを受け入れたら、成長したり、別の道に行くことができる」と語り、自分は職人の岩城新平(吉原光夫)に勝てないと悟ったから経営者に転向したと話した。

 安隆の温かい心に触れた梅は、無事に心のつかえが取れた。また、岩城が光子を好きで結婚することになったらどうするかと梅が問うと、安隆は笑顔で「2人とも好きだからうれしい」と答えた。

 梅は物事をななめから見ず、父のようにまっすぐに生きることを決めた。

古本屋の恋

 喫茶バンブーのオーナーの梶取保(野間口徹)は、その昔、古本屋を営んでいた。本とばかり向き合う毎日で、常連客に心配されるくらいだった。

 ある日、お店に訪れた恵(仲里依紗)と本の話で盛り上がり、それから保は恵が訪れる木曜日を心待ちにするようになった。恋をする保を見て、常連客は無類の本好きの親戚の子どもを連れてきた。なんと、それは幼い頃の佐藤久志(山口太幹)だった。

 やけに大人びていて恋愛心理に詳しい久志は、保にいろいろなアドバイスを送ったが、保はなかなか実践できずにいた。

 保と恵のやりとりをのぞき見していた久志は、恵が左手の薬指に指輪をしていたことに気づき、すでに外国人の男性から求婚されているのではないかと推測。その話を聞いて、思い当たるふしがあった保はやる気をなくすが、久志に行動することの大事さを諭されて、恵のもとへ。

 一世一代の大告白をした保は、無事に恵と夫婦になり、喫茶バンブーを開いた。

環のパリの物語

 パリに留学中の双浦環(柴咲コウ)は、友人に連れられて行ったパーティーで、画家を目指す今村嗣人(金子ノブアキ)と出会った。2人はすぐに恋に落ちて同棲を始めた。

RANKING
  • エンタメ
  • ビジネス
  • 総合