医療・健康(メディカル・ヘルスケア)のニュース
――そうまでして食べたいか、となってしまいそうですね。
吉村 お腹がすいていたのでなく、ただ単に口寂しかったことに気がつくことができますよね。ただ、こういった高いハードルを越えてでも食べたい、となる場合は、本当に食べたいということですから、そのときは堂々と食べてください。
まずストック菓子をなくすことで、自分でもコントロールできない食欲とうまく付き合うことができるようになります。それでも口寂しいときは15分間、ガムやするめを噛むことをおすすめします。噛むことには満腹効果がありますし、セロトニンという幸せホルモンが増えると言われています。セロトニンが少ないと食欲のコントロールができないとも言われていますので、ぜひ「噛む」をダイエットに活用しましょう。
――ありがとうございました。
吉村氏の話を聞き、酒の買い置きをやめることにした。ボトルやケースで買うと割安だが、家に酒があれば自然と夕飯が晩酌になってしまう。そして、酒を飲むとタガが外れて自制が利かなくなり、満腹でも食べ続けてしまうのだ。飲まない日も増えたので、トータルコストでは案外安く済んでいる気もする。後編も引き続き、吉村氏にダイエットを成功させるための考え方についてうかがっていく。
(構成=石徹白未亜/ライター)
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