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“爆安”日進レンタカーを借りてみた!恥ずかし広告入り、20万キロ超、でも快適な理由

文=渡瀬基樹
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レンタカーではまたまた見ない20万km超の初代日産ノート

 今回借りたのは、まさにその最強コンボ料金の日産・ノート(初代)だ。トヨタ・ヴィッツホンダ・フィットが市場を席巻する中、個性的なルックスだが男性ウケが悪かったマーチが取りこぼしていた需要を補うために投入された、世界戦略車のコンパクトカーだ。

 いかに新車で導入されたとはいえ、走行距離は既に20万kmを優に超えているため、外観やシートは並の中古車よりくたびれてはいる。だが機関の調子は思いのほか悪くない。エンジンの回りもいいし、異音も特に聞こえない。足回りも意外にしっかりしている。メンテナンスが行き届いているのだろう。

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走行距離は22万5000km超。一般的な車の寿命の目安が10万km、廃車にされる車の平均走行距離が7万kmといわれているので、かなりの多走行車だ。
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シートは距離の割にヤレておらず、しっかりしている。ハンドルやダッシュボードにも大きな傷はなく、内装はまずまずきれいなほうだ。

 高速道路には乗らず、一般道をそれなりに渋滞に巻き込まれながら150kmほど走ったが、燃費は14km/Lほどと、それほど悪くない。もともとノートはハンドリングが軽快で、ミッションがCVTの割には応答性もよく、車庫入れなどの切り返しもしやすい。乗っていて楽しく、わざわざ指定したくなるモデルだ。

 もちろん、タイヤが1本だけ銘柄が違っていたり、ETC車載器が膝が当たる位置に付けられていて邪魔だったり、真っ赤なフロアマットが半分はげかけていたりと、難点はいくつかあるが、これは走行距離の多いレンタカーにはありがちなことだ。

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リアシートはフラットに倒れるタイプなので、荷物を運ぶときには便利。
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フロアマットのくたびれ具合はともかく、ETC車載器が左膝に当たって痛い。足踏み式のパーキングブレーキだけになおさらだ。
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タイヤはブリヂストンのネクストリーなのだが、なぜか右フロントだけダンロップのエナセーブ。パンクでもしたのだろうか?
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ナビは思い切り古い。2018年まであった「サンクス」(コンビニ)のアイコンはともかく、2011年にブランドが消滅した「am/pm」にはびっくり。

 評価に困るのが、やはりマスコットカーならではのカラーリングだ。とにかく目立つし、知り合いに会ったらなんか言われそうとは漠然と思う。デートや家族での旅行には向かないのはいうまでもない。

 だが1人での外出や、荷物を運ぶためなどに利用するときなら、なんの問題もない。遠方の営業所まで出向くことをいとわなければ、この抜群のコスパは間違いなく「推し」だ。

(文=渡瀬基樹)

●渡瀬基樹(わたせ・もとき)
1976年、静岡県生まれ。ゴルフ雑誌、自動車雑誌などを経て、現在はフリーの編集者・ライター。自動車、野球、マンガ評論、神社仏閣、温泉、高速道路のSA・PAなど雑多なジャンルを扱います。

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