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加藤浩次、香川ゲーム規制条例めぐる発言に共感の声集まる…高校生が違憲訴訟準備

文=編集部
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『スッキリ』公式サイトより

 1日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)内でのMC加藤浩次の発言に、共感の声が多数上がっている。番組では、4月1日より施行された「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例」について『「ゲームは悪か?」高3男子香川県提訴へ』と題する特集を放送。ゲーム条例に反対の署名活動を行っていた同県の男子高校生が違憲訴訟に向けてクラウドファンディングを行っていることを取り上げた。

加藤「自分で決定する大人になっていくべき」

 同条例は施行時から同高校生や香川県弁護士会などが憲法13条で定める、子どもや保護者の自己決定権を侵害するおそれがあると指摘している。番組では、同条例が「ゲーム利用の1日の目安を平日60分、休日90分までとする」「スマートフォンの利用時間は中学生以下午後9時まで、高校生は午後10時まで」などと規定している点を紹介した。

 その上で加藤はこの問題に対して、次のように見解を述べた。

「何か踏み外したときに、『あ、ダメか』って、そこでやっとわかることはいっぱいあるから。(ゲームのやりすぎで)病気や疾病になったりするのは大変で、それは考えなければいけない部分はあると思うんだけど。自分の範囲で、自分で決定してやる。そして『やりすぎた。ちょっと今回ひかえよう』って、『次のゲームはやめておこう』って、そういうことを考えれる大人になっていくべきのような気がするんですよね」

 この発言に、Twitter上では、以下のように共感の声が上がっている。

「誰かに指示されたときと、自分で考えて行動できたときにたどり着く未来は違うんやなぁ」(原文ママ、以下同)

「加藤さん、すっごく良い事言ってる!!全く分かりみしか無い」

「加藤も宮崎もいいこと言ってるわ

 やっぱり色んなことを自分の経験とか裁量によって考慮したり決めたり、没入してる時の友達との距離感とかが大切な時間を作ると思う」

クラウドファンディングの状況

 高校生のクラウドファンディングはサイト「GoodMorning」上で行われていて、6月30日に目標額の500万円を達成。1日午前10時現在、509万500円が集まった。同日現在の支援者数は1467人にのぼり、提訴は確実な情勢。高校生は今後、9月中旬に訴訟を提起し、同月下旬に報告会、記者会見を実施する予定だ。

 当サイトでは条例制定前から、記事『子どものゲーム利用を1日60分以内に規制、条例可決へ…親の責務も明記、不登校原因と指摘』で東京都大田区議のおぎの稔氏の見解を紹介し、条例の科学的根拠の薄さや子どもに対する人権侵害にあたる可能性を指摘してきた。提訴後の成り行きも注目していきたい。

BusinessJournal編集部

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