小池都知事、「任期4年全うするか?」との質問に断言を避ける…国政への意欲露呈かの画像1
「小池百合子フィシャルサイト」より

 5日、東京都知事選の投票が行われ、投票が締め切られた20時、小池百合子氏の当選確実をメディアは一斉に報じた。

 その小池氏はテレビ番組『池上彰の人類vsコロナ危機~徹底検証! あの時何が起きたのか~』(テレビ東京)に中継で出演し、司会のジャーナリスト・池上氏と質疑応答を交わした。

 まず、テレ東の出口調査で小池氏の圧勝という予測が出ている理由について、「新型コロナウイルス感染拡大への対策が都民に評価された結果だと考えているのか」という質問を受け、小池氏は次のように答えた。

「それだけではないと信じたいです。これまで4年間にわたって『人が輝く東京』ということで、女性政策、待機児童対策、障害者対策、高齢者対策、いろいろ行ってまいりました」

 次に、コロナ禍下で他の候補者が大掛かりな選挙運動ができないなか、現職知事である小池氏がコロナ対策について連日記者会見を行いテレビなどで報じられることで、小池氏が有利になっていたのではないかと指摘され、小池氏はこう否定した。

「その(=選挙活動)のために私は現職の仕事を控えるというわけにはいきません。コロナという感染症に対して取り組んできたわけでございます。このことに私自身、本当に一生懸命に取り組んでまいったところでございます。私は都民に必要なことは、何があってもしっかりやっていきたいと考えております」

出馬表明前日に東京アラートを解除

 コロナ対策をめぐっては、小池氏は5月、「直近1週間平均の1日の感染者数が50人未満」など計7つの具体的な数値を含めた基準を発表し、それを上回ると東京アラートを出すと定めた。しかし選挙期間中の6月30日、都は東京アラートを廃止し、再度の休業要請のための数値基準を撤廃した。

 さらに小池氏が都知事選への出馬表明を行った前日の6月11日に都が東京アラートを解除していたことに疑問の声も上がっていたため、池上氏は「選挙期間中に急に東京アラートを出したくなかったので、新しい指標を採用したのではないか」と質問。すると小池氏はそうした見方を否定した。

「それは、まったく違います。最初のモニタリングにつきましては、休業要請をするのか、解除するのか、ということが目的のための数値でございました。今回は第2波の予兆を早くつかむということと、PCR検査を受ける方々が、かつての指標では検査が厳しい、検査が受けられないという状況がございました。

 そういうことから今は、検査をより多く受けていただく、積極的な疫学的調査を受けていただくということから、陽性者の数も増えてきているというのも事実であります。よって、今までの指標と今回採用した指標とは、目標が違うといいますか、感染の状況と医療体制の充実と、この2つをしっかり見ていこうということでありまして」

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