吉野家・すき家・松屋、今夏のオススメ6選!肉だく牛丼、うな牛、うまトマハンバーグ定食

吉野家の店舗

 新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛の要請は、外食業界に大きな痛手を与えた。格安かつおいしいメニューを素早く提供し、庶民の味方として広く人気を集めてきた牛丼チェーンも、例外ではなかったようだ。

“牛丼御三家”と呼ばれている吉野家すき家、松屋フーズが発表した3月の月次報告によれば、既存店売上高は揃ってマイナス。吉野家は前年同月比1.8%減、すき家は7.8%減、松屋フーズは5.2%減と、押しなべて苦しい状況にあったようだ。また4、5月も一様に売上高を減少させている。

 そこで、私たちの胃袋を支えてきた牛丼チェーン3社を応援するために、店頭を訪れたいという方は多いのではないだろうか。今回は「この夏、買うべき3大牛丼チェーンの商品6選」をご紹介する。

吉野家/肉だく牛丼(並盛)/491円(税別)

 今年5月掲載の「吉野家・すき家・松屋の今春ベスト6!ねぎだく牛丼、ガリたま牛めし、チーズアイス」では、牛丼の玉ねぎを増量した「ねぎだく牛丼」をご紹介した。これに続いて吉野家が投入した「肉だく牛丼」も、ぜひおすすめしたい商品である。

 吉野家ファンたちの「牛肉をもっと食べたい」という要望にこたえるかたちで開発されたという、このメニュー。その並盛の具(牛肉・玉ねぎ)の量は、「牛丼(並盛)」の 1.5倍というボリュームで、丼に乗り切らない場合があるため、追加された具材は別鉢で提供されるほどだ。

「牛丼(並盛)」が352円(税別)だから、その価格差は139円と小さくはない。しかし、肉と玉ねぎが増量されていることを考えれば、むしろコスパは良いと言えるのではないだろうか。

 また、前述の通り“肉だく”分の具は牛丼とは別で提供されるため、「肉だく牛丼(アタマの大盛)」や「肉だく牛丼(超特盛)」といったぜいたくな注文方法を取ることもできる。夏バテしないスタミナをつけるには、もってこいのメニューだろう。

吉野家/牛皿・鯖みそ定食/698円(税別)

 次におすすめしたいのが「牛皿・鯖みそ定食」。吉野家の定食メニューのなかでも確かな人気を得ている「鯖みそ定食」と「牛皿」を一度に楽しめてしまう、豪華な一品である。

 赤白の合わせ味噌を使用した鯖の味噌煮は「骨が入っていることに気がつかなかった」という人もいるほど、やわらかく煮付けられているとのこと。また、鯖にはしっかりと脂がのっているので、十分な満足感が味わえるようだ。

 吉野家のメインともいえる牛肉とおいしい魚を味わえば、スタミナと健康の両方が得られるはず。牛丼の印象が強い吉野家だが、魚を使用したメニューにも手を伸ばしてみてはいかがだろうか。

すき家/うな牛(並盛)/890円(税込)

 すき家からは、まず「うな牛」をご紹介したい。牛丼がメイン商品の同チェーンではあるが、実はうなぎにかなりのこだわりを持っているのだ。

 公式サイトの説明によれば、手作業でさばいたうなぎにタレをつけて焼く工程を3回繰り返すことによって、ふっくら香ばしく焼き上げているという。手間暇がかけられているだけあって、うなぎメニューはかなりの好評を得ている。

 厚みのある身はやわらかく、脂がのっていて美味。蒲焼きのタレのクオリティも高いので、ごはんが進むこと間違いなしだ。甘じょっぱく味付けされた牛丼の具との相性も抜群なので、夏の暑さを乗り切る体力をうな牛で蓄えていただきたい。

すき家/なめらかカラメルぷりん/150円(税込)

 すき家のメニューのなかでもうひとつおすすめしたいのが、6月17日に新発売された「なめらかカラメルぷりん」だ。北海道産準生クリームを使用することで、なめらかな口当たりとまろやかなコクを実現したプリン部分と、少しビターなカラメルのハーモニーが絶妙な逸品である。

 その味わいは、牛丼チェーンのスイーツということで侮ってはいけない本格的なもの。一口食べれば、そのクオリティの高さに驚いてしまうことだろう。また、クリーム感が強い仕上がりなので、卵風味の強いプリンが口に合わないという人でもおいしく食べられるはずだ。

 パッケージのオシャレさでも話題となっている、この商品。テイクアウトして冷蔵庫に入れておけば、家族を喜ばせることもできるのではないだろうか。

松屋/ネギたっぷりプレミアム旨辛ネギたま牛めし(並盛)/490円(税込)

 松屋からは、19年8月公開の「吉野家・すき家・松屋、今、絶対食べるべき“掘り出し物”メニュー6選!」でもご紹介した「ネギたっぷりプレミアム旨辛ネギたま牛めし」をおすすめしたい。

 このメニューのメインとなっているのが、ふんだんに盛り付けられている辛ネギ。暑い時期には牛丼の具材がややしつこく感じられてしまうこともあるが、これがあっさり感をプラスしてくれているので、どんどん食が進むのだ。

 また、中央にのせられた温玉にはピリ辛のタレがかけられており、食欲を刺激してくれるので、夏バテした胃腸でも食べ切ることができるはず。疲れたときに試していただきたい逸品である。

松屋/うまトマハンバーグ定食/650円(税込)

 松屋からはもうひとつ、6月2日より発売されている「うまトマハンバーグ定食」をご紹介しよう。

“夏の風物詩”と言えるほどの定番メニューとなっている「うまトマハンバーグシリーズ」は、ふっくらジューシーかつ肉汁たっぷりなハンバーグが最大の売り。肉肉しく食べごたえ十分なので、食欲旺盛な男性も必ずや満足することだろう。

 また、酸味のある特製トマトソースが口の中をさっぱりさせてくれるので、重たさを感じることなく完食できるはず。この季節にこそ食べたいメニューと言えるのではないだろうか。

――牛丼チェーン3社のメニューは、おいしくてコストパフォーマンスに優れたものばかりだ。暑い季節を乗り切る体力をつけるためにも、この記事を参考にして、店頭に足を運んでいただきたい。

(文=「買うべき・買ってはいけない調査班」from A4studio)

A4studio

エーヨンスタジオ/WEB媒体(ニュースサイト)、雑誌媒体(週刊誌)を中心に、時事系、サブカル系、ビジネス系などのトピックの企画・編集・執筆を行う編集プロダクション。
株式会社A4studio

Twitter:@a4studio_tokyo

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