蛭子能収72歳、認知症と診断…テレビ番組で「レビー小体病とアルツハイマー病の合併症」の画像1
蛭子能収が光文社より2017年に刊行した著作『笑われる勇気』

 マンガ家を本業としながらも、その飄々としたキャラが人気を博し、バラエティ番組などでも活躍する蛭子能収(72)。そんな彼が受けた、ある“診断結果”に注目が集まっている。

 蛭子は9日に放送された『主治医が見つかる診療所 2時間SP』(テレビ東京系)に出演。近頃物忘れが悪化したほか、「携帯電話が見つからない」と携帯電話から電話をかけるなどの行動が見られたため、事務所が家族と相談し、診察を受けさせることにしたという。

「もともと、今年に入ってから物忘れがひどくなったために、すでに通院を始めていたという蛭子ですが、診察前には『たぶん何もないと思いますけど』と、自身に異常はないのではと発言していました。しかしクリニックで診察をされた際、以前出演していた『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京系)での共演者の名前を思い出せなかった上、簡単な引き算ができないことが発覚。さらに蛭子の現在の妻から、蛭子が洗濯籠のなかの衣類を見て妻が倒れていると思って叫んだり、テーブルの上にある水の入った入れ物を見て炎が見えると発言したりなど、幻視の症状があることが明かされていましたね」(芸能ライター)

蛭子能収は「レビー小体病とアルツハイマー病との合併型の認知症」

 そんな蛭子に対し医師が下したのは、「レビー小体病」という、脳にタンパク質の一種がたまることで脳神経が破壊され、認知症を引き起こす病気であるという診断。さらに、「たいてい(レビー小体病は)アルツハイマー病と合併してる」「アルツハイマーが隠れてて、むき出しになっているのがレビー」という医師の言葉が続く。要は蛭子は、レビー小体病とアルツハイマー病との合併型の認知症にすでに罹患している……という衝撃の事実が発覚したのである。

「診察結果を受け、『ちょっと怖いですね』と意気消沈した様子を見せた蛭子でしたが、『できなくなったらしょうがないけど、ずっと続けていきたい』と、今後も仕事を続ける意向を表明。医師からも、レビー小体病に効果的な薬があることや、早朝や夜の仕事を避けて昼間の活動性を上げるような仕事をするようアドバイスを受けていました。しかしネット上では、『普通にまずいやつじゃないの、これ?』『無理せず治療をしっかりしてほしい』など、蛭子の病状を心配する声が多く上がっています」(同)

芸能人の病気を素材にバラエティ番組を制作することに批判の声も

 同番組のような医療バラエティでは、過去にも芸能人の大病が発見されたことがある。2016年には同じく『主治医が見つかる診療所』において、お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介に、“大動脈二尖弁”という心臓の先天的な異常があることが判明。昨年も演出家の宮本亜門に、『名医のTHE太鼓判!』(TBS系)への出演をきっかけとして前立腺がんが発覚し話題となった。

「この種の番組は人気も高いのですが、その分批判が多いのも事実。今回も、『人の病気のことをネタにするような番組、常識を疑うわ』『こんなにガチの診断を出されるのを見て、面白いと思う人はいないでしょ』という声が寄せられており、人の病状をエンターテイメントにしてしまうことについて拒否感を抱くという意見も根強いです。

 また蛭子本人についても、『もう蛭子さんのおとぼけキャラで笑えなくなっちゃったよ……』『もういい年だし、もう療養に専念した方がいいんじゃない?』と、テレビに出演するよりも治療に専念してほしいという声も多く上がっていますから、仕事を続けたい意向を示した蛭子にとっては、逆効果になってしまった部分もあるんじゃないでしょうか」(同)

 その独特のキャラクターでお茶の間に笑いを届けてきた蛭子。だが、そんな彼が、まだ軽度とはいえ認知症であったことが判明し、ショックを受けた人も世間には多いようだ。今後も病気とうまく付き合いながら、元気に活動を続けることを願わずにはいられない。

(文=編集部)

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