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鷲尾香一「“鷲”の目で斬る」

コロナ感染、「下水道」で検知可能に…感染エリアにアラート、予防に重要な役割

文=鷲尾香一/ジャーナリスト
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 感染症を治療する薬が開発されても、それが汚水を通じて下水道に流れ込み、細菌やウイルスの耐性が強まれば、薬剤の効果が低下することになり、さらなる治療薬の開発が必要になるという“イタチごっこ”になってしまうだろう。

 日本の下水道率や汚染処理技術は世界トップクラスで、2018年時点での全国の汚水処理人口普及率は91.4%だ。下水道は公衆衛生面だけでなく、河川や流域などの水質保全という役割も持っている。さらに今後は、細菌やウイルスの感染防止における重要な役割を担う可能性がある。

 新型コロナウイルスに対しては、マスクや手洗いなどだけではなく、下水道を通じた感染拡大防止を進めていくことも、行政の重要な仕事だろう。

(文=鷲尾香一/ジャーナリスト)

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