「あつ森」トラブル続出の闇…住民交換で詐欺行為、現金取引、女性になりすましてナンパ

 A氏曰く「住民が島に移住する方法は4つある」という。そのうち3つの方法は、やってくる住民を選べない、完全ランダム式だ。

「今作に登場する住民は約300種類。そのなかから、自分の島に住み着いてくれる人数は最大10人です。定員に達した後は、すでに定住している住民が引っ越して新たな住民が来て……ということを繰り返すわけですが、そこで目当ての住民が移住してきてくれるかどうかは運次第。スマホゲームの“ガチャ”のような仕様なのです。しかし、SNS上での交換なら、お金を出せばすぐに目当ての住民を手に入れることもできます。そうした心理をうまく突いて、詐欺行為が横行していると考えられます」(同)

 多くのプレイヤーが欲する住民は3000~8000円程度で売られているという。また、人気のキャラクターが自分の島にいることをSNSでステータスのようにひけらかすプレイヤーもいるそうで、それにつられるように、一部の人気住民のレートが高騰している状態のようだ。

 SNS上のやり取りを見ると、同じ高レートの住民でも、住民そのものよりも高額でやり取りされている代物がある。その住民のイラストが印刷された「amiibo」というカードだ。このカードは、超人気住民であれば、大手フリマアプリでは1万4000~2万円近くで売買されている。

「amiiboは、カードに印刷されている住民を自分の島に呼び出せるアイテムなので、お目当ての住民を確実にゲットできます。さらに、その呼び出し回数には制限がないため、転売屋からすると“金のなる木”なのです。このamiiboは以前のどうぶつの森シリーズに登場したアイテムなので、あつ森発売時には品薄状態で、出荷が間に合わずに6月現在も新品はほぼ売られていません。任天堂の発表によると次回の出荷は11月末で、今でも手に入りづらいアイテムなのです。そのため、純粋に住民を呼び出したいプレイヤーも、『商品』として住民を入手したい転売屋も、喉から手が出るほど欲しいアイテムといえます」(同)

女性になりすます“あつ森ナンパ”も問題に

 リアルマネートレードや住民のトレードにおける詐欺行為などと同様に問題となっているのが、あつ森を利用したナンパ行為だ。

 ゲーム内でのナンパ行為自体は昔からあるが、あつ森はプレイヤー数が膨大な上、ゲームに慣れていないプレイヤーも多いため、ナンパ師にとっては最高の狩り場になっているという。ナンパ師はレアアイテムやレア住民の交換などを持ちかけることもなく、単純に「一緒にゲームをしようよ」と声をかけることも少なくないそうだ。やり口はリアルナンパと変わらないが、やっかいなのが、女性になりすまして声をかけるケースがあることだ。

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