「あつ森」トラブル続出の闇…住民交換で詐欺行為、現金取引、女性になりすましてナンパ

「SNSやあつ森のアカウントでは、実際は男性でも女性になりすますことができます。同性だからと安心して仲良くなり、『実際に会おうよ』と誘いだされてオフラインで会ったら相手が男性だったというのは、オンラインゲームを介してのナンパでは珍しくありません」(同)

 ツイッターで「あつ森 住民 交換」と検索すると、交換を希望するツイートが大量に表示され、その多くは10~20代だ。なかには、プロフィール欄に在籍している中学校名を記載しているアカウントもあった。小中学生のプレイヤーも、ターゲットになりかねないということだ。

「あつ森をプレイしている子どもの親は、SNSへのアクセスそのものを制限するのが早いと思います。詐欺行為やナンパ行為を働こうとしている人と出会いさえしなければ、あつ森はなんの危険性もない安全なゲームです。そのため、対策としては、SNSのフィルタリングなどを設定するのが有効ではないかと思います」(同)

 もうひとつは、テレビで啓発CMが放送されている「みまもり設定」だ。これは「Nintendo みまもり Switch」という保護者向けアプリを使うことで、スイッチ本体のプレイ時間を制限したり、ソフトごとに他プレイヤーとのコミュニケーションを制限したりできる。アプリを利用している親にプレイ状況が筒抜けになるため、子どもが知らない人と交流する機会を減らすことができる。

 みまもり設定を使う際には、2つの注意点があるという。小学6年生の息子のスイッチにみまもり設定を搭載している主婦の林さん(40歳・仮名)は、こう語る。

「1日のプレイ時間を何時間にするのかはもちろん、設定時間を超えたら注意アナウンスで済ませるのか、強制終了にするのかを親側で決められるため、その限度を子どもと相談するのが大事です。うちはコロナでの休校期間に朝から晩までやり続けていたため、1日1時間までで時間になったら強制終了するよう、息子と話し合い、納得の上で設定しました」(林さん)

 もうひとつは、パスワードのこまめな変更だ。

「設定を変更するためにはパスワードが必要なのですが、うちの子は私が設定を変更しているときにパスワードを盗み見たようで、勝手に利用制限時間を延長していました。うちの子に限らず、抜け道を見つける子どもは多いと、ママ友から聞きました。その対策として、子どもが推測できそうなパスワード(誕生日、生まれ年、車のナンバープレートなど)は避け、こまめに変更することをおすすめしますね」(同)

 先日、夏の大型アップデートも行われ、ますます人気が高まるあつ森のプレイヤーは、今後も増えていくことが予想される。ゲーム内の島では、トラブルとは無縁の安全なスローライフを楽しんでほしい。

(文=鶉野珠子/清談社)

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