次に、素材感や触感に関して評価してもらった。

「他のワークマンの商品同様、圧倒的な低価格を誇りますが、安っぽさはまったく感じません。しっかりとしたステンレス製で質感は非常に良いです。多くの他メーカーの競合品は倍以上の価格で販売されていますが、それらと比べても見劣りしませんね」(山田氏)

 山田氏オススメのシルバーは、シンプルかつ洗練されたデザインで、素材もつくりもチープさを感じさせない“高見え”商品といえるだろう。では、肝心の使い心地や機能性についてはいかがだろうか。

「500mlサイズのペットボトルを入れて蓋を閉めるだけなので、使い方はとても簡単。これなら子供でも扱えます。そして私の使用体験談としては、最高気温30度を超える7月中旬に、冷蔵庫で凍らせたお茶のペットボトルを入れて公園に持って行ったところ、4時間が経過しても氷はほとんど溶けていませんでした。高い保冷力を実感できましたね。

 冷蔵庫で冷やしたペットボトルを入れた場合は、普通のペットボトルよりも明らかに冷たさが維持されていると感じました。あくまで個人的な感想ですが、冷蔵庫から取り出して1時間半後ぐらいまでは、冷蔵庫に入っていたときとほとんど変わらない冷たさが保っていた印象です。ペットボトルホルダーをつけることによって、結露で他の荷物が濡れてしまうことを回避できるのもいいですね」(山田氏)

 やはりネットの口コミ通り、高い保冷力を実感したという山田氏。しかし、唯一不便に感じたのが重さと大きさだという。

「魔法瓶同様、非常に重くなってしまうのは難点。山登りのような荷物の重量が気になるシーンや、荷物が重くなることに抵抗がある人にとっては向かない商品かもしれません。また、普通のペットボトルよりも一回り大きくなってかなりかさばるので、マチの小さいバッグだと入りにくい可能性もあります。アウトドアでのバーベキューなどのように、持ち歩く必要がないシーンでならば長所が最大限に活きるでしょうね」(山田氏)

 ネット上でも「さすが冷たい!でも重い笑」「持ち歩くには少しデカイ」と重さや大きさに対する指摘は散見される。購入を検討している人は、このあたりも念頭に置いておいたほうがいいだろう。

 とはいえ、保冷力は確かなもの。デザイン・価格・機能性を総合的に見て、山田氏は以下のように評価した。

「多くの競合品と比べると、半分以下の価格。さらに、機能性も十分なのでお買い得ではありますね。ですが重さや大きさも踏まえて評価すれば、自分の用途を明確にしたうえで購入すべきだと思います」(山田氏)

「ペットボトルホルダー」という日用品で思わぬ注目を集めたワークマン。だがそれも、これまで低価格でありながら高機能な商品を追求した結果なのだろう。今後はワークマンの衣服だけでなく、日用品にも目が離せない。

(取材・文=A4studio)

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