辛坊治郎「大阪のホテル、ものすごい潤ってる」発言に疑問続出、安倍政権寄り発言連発の画像1
ニッポン放送にて毎週月曜より木曜の15時半から17時半までオンエアー中の『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』公式サイトより。

 かつて読売テレビの解説委員長を務め、現在ではニュースキャスターやシンクタンクの経営などを行っていることで知られる辛坊治郎(64)。そんな彼の発言が物議を醸している。

 辛坊は12日、『グッとラック!』(TBS系)に出演。夏休みを取っている同番組のMC・立川志らくの代わりにMCを担当した。この回では政府の行っている国内観光需要を喚起する施策「Go To キャンペーン」についての是非が論じられたが、この際に辛坊は、独自の見解を述べ、このキャンペーンをこのまま継続するべきだと主張したのだ。

「辛坊はこのキャンペーンについて問われた際、『片方で感染拡大抑止を訴えながら、片方で「みんな旅行に行ってください」って、アクセルとブレーキを同時に踏むようなこの政策は、どう考えても矛盾しているので、まずやるべきは感染拡大を止めて、それからGo Toトラベルだろう、っていうのが、キャスターとして基本的に8割合格なコメントですね』と、通常であれば、ここでGo Toキャンペーンを批判するべきだとの建前のコメントをまず述べました。

 しかしその後、本音について問われると、『そんなこと言ってたら、Go To トラベルいつまで経ってもできません。今みたいにマスコミが無症状のウイルス持ってる人をあぶりだして、連日何百人感染! って大騒ぎする状況は当分続きますから。そんなこといってたら、その間に日本の観光業は壊滅します。だから私はやるべきだと思う』と、このキャンペーンを政府が行うことに賛成であるという持論を示したのです」(芸能ライター)

 さらに、辛坊はその根拠として、「大阪のシティホテルなんかは、大阪市内の若い人が朝ごはん付きの超高級ホテルに友達同士で泊まりに行く、みたいなことをしてる。それで大阪近郊のホテルは、車で家族で行って泊まれるようなホテルで、今神奈川県民でいっぱいになっている箱根と同じで、ものすごい潤ってる」と主張。

 加えて、「世論調査するとね、大半の人は(旅行に)行かないわけですよ。だから『おれ、関係ない。反対』っていう人多いんですけど、実際の経済効果と、全国で起きていることからすると、それ将来的に誰が金払うんだよっていうのはご指摘の通りで、最大の問題なんですが、そこのところを除くと、よくできた制度だと思います」と、このキャンペーンを評価したのである。

「桜を見る会」問題を批判する野党に「バカか」と発言、もはや炎上キャラが定着

「この件についてネットでは、『言っていることは過激に思えるけど、実際そうするしかないのも事実』『数年もこの状況が続くことを考えると、正論ではあるのかも』と評価する声が見られる一方で、『感染拡大キャンペーンじゃないか』『さすがに安倍政権に忖度をし過ぎたコメントでは?』と、辛坊の持論に違和感を持つという声のほうがやはり圧倒的に多い。

 また、『大阪のシティホテルが大儲けしてるっていうのは、ちゃんとしたデータがあるのか?』『たまたま見聞きしたことを大袈裟に言っているだけに見える』と、辛坊が根拠として挙げた大阪のホテルの状況などについても、疑問の声が少なくありませんね」(同)

 辛坊といえば昨年11月、当時世間を騒がせていた『桜を見る会』問題についてコメント。「これを連日聞かされていると、追及している野党の人たちはバカなんじゃないかと、多くの人は思います」と発言して物議を醸すなど、批判を浴びるようなコメントを連発することでも知られている。

 今年7月には、同月ニッポン放送で開始された冠番組『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』に寄せたインタビューのなかで、「孔子の言葉で『心の欲する所に従えども矩(のり)を踰(こ)えず』という言葉がありますが、その範囲で。また、謝ることにならないようにします」と、“炎上キャラ”と見なされがちな自身をかえりみるような様子も見せていたのだが……その自省はどうやら、言葉だけのものであったようだ。

(文=編集部)

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