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松井ムネタツ「たかがゲーム、されどゲーム」

“浮気アドベンチャー”の問題作?『キャサリン・フルボディ』やり始めると止まらない

文=松井ムネタツ/ゲーム系編集・ライター

 アトラスは2020年7月2日、Nintendo Switch向けに『キャサリン・フルボディ for Nintendo Switch』を発売した。アクションパズルとアドベンチャーゲームを組み合わせた非常に珍しいタイプのゲームで、そのストーリー展開は大人向けとなっており、男女間の問題……いわるゆ「浮気」をネタにしている。そう、昨今でも鉄板の芸能ニュースである不倫・浮気問題が物語のテーマとなっているのである。

 何がどうなると浮気なのか。もしかしたら浮気は人類にとって永遠のテーマ(?)かもしれず、だからこそ本作のストーリーも気になって先に進めたくなってしまう。今回はそんな『キャサリン・フルボディ』を紹介しよう。

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2011年に発売された怪作をリメイク

 主人公の独身男ヴィンセント(32歳)は典型的な優柔不断男。交際5年になるキャサリン(Katherine)がいるにもかかわらず、行きつけのバーで出会ったモロ好みのキャサリン(Catherine)に言い寄られ、うっかり一夜を共にしてしまった。さらには何者かに追われているところを助けたリン(じつはこの子もキャサリン=Qatherine)も加わって四角関係に!? ……なんていう感じのストーリーだ。

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恋人のキャサリン(Katherine)
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浮気相手のキャサリン(Catherine)
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追われているところを助けたリン(キャサリン=Qatherine)

 本作のオリジナル版となる『キャサリン』はPlayStation 3とXbox 360で2011年に発売されている。このときのキャサリンは2人(恋人Katherineと浮気Catherine)だったが、2019年にリン(Qatherine)が追加されたリメイク版『キャサリン・フルボディ』がPlayStation 4とPS Vitaでリリース。

 PS4/PS Vitaでは有料だったダウンロードコンテンツをすべて同梱し、さらにはゲーム中で自由に変更できる浮気相手のキャサリン(Catherine)の声優を新規に3名追加。総勢14名の人気声優からボイスを選べるという贅沢仕様の完全版が、この『キャサリン・フルボディ for Nintendo Switch』だ。

アドベンチャーとアクションパズルの2つを楽しむ

 本作の特徴は、なんともアダルトなシナリオを楽しめるアドベンチャーモードと、まったく新しい立体的なアクションパズルの2つを楽しめる点にある。

 アドベンチャーモードではいろんなキャラクターに話を聞きながら情報を集め、話を進めていくわけだが、アニメ制作会社「STUDIO 4°C」によるハイクオリティーなアニメシーンが物語を盛り上げてくれる。

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 そしてもうひとつのゲーム要素が、ストーリーの合間に「悪夢」として登場するアクションパズルだ。ブロックを押したり引いたりして足場をつくり、頂上まで登っていく……という今までにないタイプの立体的なものだったため、最初の2011年版『キャサリン』初期バージョンはとにかく難しいと感じるユーザーが多発した。イージーモードですら「難しい!」という意見が殺到したため、のちのアップデートでスーパーイージーモードが追加されるほどだった。

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