逆に、総理は、一度でも隙間風が吹いた菅氏のことは後継として想定していないのではないか。麻生氏のことは盟友と思っているが、菅氏のことは根っこのところで信用していない」(自民党関係者)

 だからなのか、菅氏は二階俊博幹事長との連携をますます深めている。Go Toの推進で足並みを揃えるのは利害の一致という面もあるだろうが、両者は8月中に地方創生や防災をテーマにした派閥横断の議員連盟の設立も予定している。最近も二階氏は、菅氏のことを「立派な指導者として活躍している」とベタ褒めしていた。

 安倍首相は8月24日に、連続在任期間で大叔父の佐藤栄作元首相を抜いて歴代トップ(2799日)に躍り出る。この日を超えれば、いつ辞めてもおかしくないという声もあるが、“次”が安倍首相同様に庶民感覚とズレまくる麻生氏というのは、国民にとって悪夢でしかない。

(文=編集部)