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松丸亮吾、クイズ作家が謎解き盗用と告発…実兄DaiGoも激怒、著作権侵害になる?

文=編集部、協力=山岸純/山岸純法律事務所・弁護士
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松丸亮吾Twitterアカウントより

 個性的な謎解きを作成することで人気のタレント・松丸亮吾が、自身のつくった謎解きを盗用しているクイズ作家がいると告発し、波紋が広がっている。

 松丸は8月12日、自身のTwitterで次のようにつぶやいた。

「ある番組の問題作成会議で、僕らが魂込めて作ってる謎解きを、ちょっとだけ変えてさもオリジナルとして会議に出すクイズ作家がいるとずっと噂では聞いてたんだけど、ここまで露骨だとさすがに動かないとまずい気がしてきたのでツイートする。今後また同じことあったら連絡入れます」

 これに対し、実兄でタレントのメンタリストDaiGoが、「俺が代わりに調べて名前ごと晒してやろうか」と乗り出し、松丸が「話が絶対ややこしくなるからやめて!笑 僕は僕のやり方で頑張るよ、いつも心配かけてごめんね」と返し、ファンらもザワツキ始めた。

 その後もDaiGoは、「訴訟するなら弁護士紹介するけど、一番いいのはそいつの評判を地に墜とし、二度と同じ業界に浮き上がってこないようにすることだ。 できればこの世からも退場願いたい」「そのクイズ作家、このツイート見てるならよく覚えておくといい。 そっちがその気なら、あらゆる手を使って、地獄に引っ越したくなるくらい追い詰めてやるから覚悟しとけ」と厳しい言葉を投げ続けている。

 松丸らの活躍で謎解きはここ数年、人気が高まっている。謎解きブームに乗って、テレビでもクイズ番組が増えてきている。だが、その裏で“クイズ作家”が、松丸らのつくったクイズに少しだけ手を加えて、“オリジナル”としてテレビ番組で使用しているという。

「ひとつの番組がヒットすると、番組制作会社には『あの番組と同じような感じでコンテンツをつくって』と丸投げされることが多々あります。現在、『東大王』(TBS系)、『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』(日本テレビ系)、『今夜はナゾトレ』(フジテレビ系)など、幅広い年代から人気のクイズ番組が多々あり、クイズ作家は引っ張りだこになっています。そのため、ネタが枯渇している作家も少なからずいるようで、盗作問題が起きても不思議はありません」(テレビ局関係者)

 松丸は、何かしらのアクションを起こすことを匂わせているが、そもそも謎解きのような問題に、著作権などは適用できるのだろうか。山岸純法律事務所の山岸純弁護士は次のように解説する。

【山岸純法律事務所・山岸純弁護士の解説】

 そもそも、クイズに著作権が成立するのかどうかですが、まず、著作権とは、

・「思想や感情」を表現したものであって、

・創造性があり、

・文芸、学術、美術、音楽のどれかに該当するもの、

すなわち「著作物」に発生する権利です。

 要するに、何かのインスピレーションや頭の中に浮かんだものを、個性的に、手か口か何か道具を使って 文章や絵や音楽などとして表現したものが著作物であり、これについてくる権利が著作権ということです。

 では「クイズ」が著作物にあたるかどうかですが、「日本の首都はどこでしょう?」という問題には、何の思想も感情もなく、個性もないので著作物ではありません。

 しかし、少し難しく、「こまち、あさま、とき、はやて、はやぶさに共通するものはなんでしょう?」といったクイズであればどうでしょう。

 どこかで聞いたことがあるクイズであり答えもすぐに出る人もいるでしょうし、答えを知って「おぉ!」と思う人もいるでしょう。

 しかし、まだありふれた内容なので、まだ著作物性を認めることはできません(創造性が薄い)。

 では、「ザグレブ→A→B→テヘランと続く場合、AとBにあてはまる首都名は何でしょう?」というクイズであれば、相当程度、考え込んで作られたことがわかるので、著作物であると認めることができるでしょう。

 要は、「クイズ」が著作物として認められるかどうかは、その内容次第ということです。

(文=編集部、協力=山岸純/山岸純法律事務所・弁護士)

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●山岸純/山岸純法律事務所・弁護士

時事ネタや芸能ニュースを、法律という観点からわかりやすく解説することを目指し、日々研鑽を重ね、各種メディアで活躍している。芸能などのニュースに関して、テレビやラジオなど各種メディアに多数出演。また、企業向け労務問題、民泊ビジネス、PTA関連問題など、注目度の高いセミナーにて講師を務める。労務関連の書籍では、寄せられる質問に対する回答・解説を定期的に行っている。現在、神谷町にオフィスを構え、企業法務、交通事故問題、離婚、相続、刑事弁護など幅広い分野を扱い、特に訴訟等の紛争業務にて培った経験をさまざまな方面で活かしている。

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