『私の家政夫ナギサさん』人気、社会現象化の勢い…『半沢直樹』を視聴率逆転の可能性もの画像1
TBS系『私の家政夫ナギサさん』の公式サイトより

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、4月期の連続テレビドラマは多くが6月以降に後ろ倒しでの放送開始となった。

 前シリーズが大ヒットし今期一番の注目作だった『半沢直樹』(TBS系)は第1話で平均視聴率22.0%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)をマークし、さっそく20%の大台を突破。同じく注目作だった篠原涼子主演の『ハケンの品格』(日本テレビ系)も最終話で12.6%と2桁をキープ。このほか、石原さとみ主演の『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系)も第1話で10.2%の2桁に乗り、内容的にも好評価が広まっている。

 そんななか、地味に健闘しているのが『半沢直樹』と同じくTBS系の『私の家政夫ナギサさん』だ。

 同ドラマは、製薬会社の優秀なMR(営業担当者)、相原メイ(多部未華子)と、家事がまったくダメなメイが雇った中年のスーパー家政夫、ナギサさん(大森南朋)の交流を軸として、メイの親友で同僚の陶山薫(高橋メアリージュン)をはじめとする職場の人々や、メイの母親(草刈民代)や妹(趣里)、そしてメイのライバル企業に勤めるMRでメイに密かに思いを寄せる田所優太(瀬戸康史)らの人間模様を描いている。

 第1話が14.2%で好発進すると、その後も2桁をキープし、直近の第6話では16.0%をマーク。インターネット上でも同ドラマのファンが増えている様子がうかがえる。

「メイが担当する医師から告白されて対処に悩んだり、絶縁状態だったメイの母親と妹を仲直りさせようとメイとナギサさんが奮闘したり、メイがナギサさんの正体を突き止めようと尾行したりと、毎話、特に何か大きな出来事が起こるというわけではなく、基本的には登場人物たちの会話や交流が淡々と描かれていきます。

 いわゆるハートフルコメディものですが、“いったいナギサさんは何者なのか?”という秘密が徐々に明かされていくというサスペンス的な要素もあり、地味ながら“よく出来ている”という印象です」(テレビ局関係者)

『半沢直樹』に“食傷気味”?

 そして、「大逆転の可能性もある」とみるのは、別のテレビ局関係者だ。

「4年前に同じくTBSの火曜夜10時枠で放送され大ヒットした『逃げるは恥だが役に立つ』では、主人公のみくり(新垣結衣)を平匡さん(星野源)が家政婦として雇うところから始まりましたが、『ナギサさん』はその逆バージョンといえるかもしれません。『逃げ恥』は第1話の視聴率は10.2%だったものの、回を重ねるごとにどんどん話題になり、最終話は20.8%を記録しましたが、『ナギサさん』人気の広がり方や視聴率の上がり方には『逃げ恥』と同じようなものを感じ、社会現象的な人気になりつつあります。

関連記事

プレスリリース入稿はこちら サイゾーパブリシティ