「安倍首相の気力がない」…首相が緊急病院検診、代理で麻生太郎首相就任の可能性もの画像1
首相官邸のインスタグラムより

 安倍晋三首相や自民党周辺の動きが、騒がしくなりつつある――。

 17日午前、安倍首相が慶応義塾大学病院に入ったと、メディアが一斉に伝えた。首相官邸は「休み明けの体調管理に万全を期すため夏季休暇を利用しての日帰り検診」と発表しており、「通常の健康チェック」という首相周辺の談話も伝えられている。

 安倍首相は新型コロナウイルスの感染拡大や7月に広い範囲で発生した豪雨災害への対応などが重なり、1月から休日がなく連続勤務が続いていた。加えて、1カ月半以上も記者会見を行わず(8月6日に49日ぶりに会見)、7月以降は顔色や足取りが良くないという声も広がり、8月には週刊誌「フラッシュ」(光文社)による吐血報道も。健康を心配する向きが強まっていた。

 その一方、新型コロナをめぐる問題が山積するなかで夏休みを取得すると、世論から批判を浴びる懸念もあり、果たして首相が夏休みを取るのかどうかが注目されていた。

 政治ジャーナリストの朝霞唯夫氏は次のように解説する。

「安倍首相は第1次政権時の2007年に持病の潰瘍性大腸炎が悪化して入院し、退陣した経緯があるため、常に健康不安がつきまとっているわけですが、ここ最近、自民党関係者からは『安倍さんが気力を失っている』という声を聞きます。

 今年に入り、安倍首相は新型コロナをめぐっては専門家の議論を踏まえて、極めて慎重に対応を重ね、4月には緊急事態宣言を出しました。しかし、“アベノマスク”をはじめ打つ手打つ手がことごとく裏目に出て批判にさらされ、周囲に『俺はこれだけ、やっているのに』とこぼす場面もみられるようです。休みが取れず、さらにストレス発散の機会だったゴルフや外遊もできず、ストレスをため込んでしまっているのではないかと心配する声も聞こえてきます」

麻生副総理と1時間の会談

 安倍首相は15日に東京都内で行われた全国戦没者追悼式に出席した後、そのまま私邸に帰宅。一部では“夏休み”に入ったと報じられたが、夏休みを取得するとは正式には発表されていなかった。しかし、官邸は今回の病院検診について「休み明けの体調管理に万全を期すため夏季休暇を利用しての日帰り検診」と発表しており、さらに6月に人間ドックを受けたばかりということもあり、突然の夏休み取得がさまざまな憶測を呼ぶ事態を招いている。

「安倍首相は15日午後、麻生太郎副総理兼財務相と約1時間にわたり会談していますが、安倍首相が自身の心身の状況を踏まえて、今後についてなんらかの話をした可能性があります。もし安倍首相がなんらかの理由で急遽公務を離れる場合、副総理である麻生氏が代理として首相に就くことになりますが、検診の2日前に2人だけで会談を行った経緯を踏まえ、その可能性も十分にあると考えられています。

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