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アクリルアミドの低減努力も
アクリルアミドに関する、日本マクドナルド広報部の回答は、以下の通りである。調理後7分で廃棄というルールとの関連も訊いた。
「調理後の保管とアクリルアミドの生成との関連はありません。食品は調理や加工によって作られるのでアクリルアミドなどの化合物をゼロにすることはできませんが、マックフライポテト(フレンチフライポテト)の場合、その特徴である外はカリッとゴールデンブラウン、中はほくほくとしたベイクドポテトのような食感をつくる技術は、原料ジャガイモの保管方法などアクリルアミドの低減対策と共通していることがわかっています。また、国内で食品の安全性を評価する食品安全委員会は、バランスのよい食生活を送ることが、アクリルアミドを多く含む食品の摂取量も多くならず、食品全体から摂取されるアクリルアミドの量も抑えられるとしております。マクドナルドはマックフライポテトの品質管理とバランスのよい食生活の提案を通して、食品の加熱調理によって生じるアクリルアミドなどへの対策を行っています」
マクドナルドとしても、アクリルアミドの低減に努めているようだ。そうだとしても、食べる回数を減らすに越したことはないだろう。
(文=深笛義也/ライター)