『24時間テレビ』意味不明な「募金ラン」企画の裏事情…番組コラボに日テレ内から不満もの画像1
24時間テレビ|日本テレビ」より

 今週末の8月22、23日、日本テレビ系で『24時間テレビ43』が放送される。周知の通り、今年はコロナ禍でこれまでとは違う番組になりそうなのだが、これがまったくといっていいほど注目されていない。そして、来年以降の放送にも暗い影を落としそうなのだという。そもそも、今年はいったい何をやるのだろうか?

私有地を走る「募金ラン」企画の裏側

 まず『24時間テレビ』の名物企画であり、近年は「猛暑の中で走らせるのはいかがなものか」と物議を醸す「チャリティーマラソン」だ。今年、日テレは妙な企画をひねり出した。

「今回は、シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子が、公道ではない1周5キロの私有地をひたすら走り、周回数に応じて募金する『募金ラン』を実施するそうです。1周走るごとに10万円を募金するというのです。さらに、彼女のほかにも、アスリートや女優で結成された『チームQ』が参加。メンバーはすでに4人が決定しているそうですが、残る1人は当日発表されるとか」(芸能ライター)

 これに対して、業界内でも異論が聞こえてきているという。

「1周走るごとに10万円寄付するそうですが、高橋自身がその10万円を寄付するのか、そこがフワッとしています。また、他のメンバーも同じように10万円を出すのかもよくわかっていません。しかも、この企画は高橋自らの“持ち込み企画”で、8月16日に放送された『行列のできる法律相談所』(同)では、彼女は『これまで走ってきて、たくさんの方に応援いただいた。私が走ることで恩返しできれば』と言及。高橋発の“恩返し”イベントであることを強調していました。

 ただし、新型コロナウイルスの感染が始まった頃から、『24時間テレビ』の関係者の間では、『もはやこれまでのマラソン企画はできない。陸上トラックを回るしかない』という話は、しきりに出ていました。つまり、そうした企画ありきで高橋にオファーをかけた、というのが正直なところでしょう。また、ぐるぐる走るだけでは数字的に引っ張れないので、走るごとに寄付金額が増えていったらどうかという、いかにもバラエティ作家が考えそうなアイデアが採用されたのでしょう」(テレビ局関係者)

 そして、「タレントではない本物のランナーが走ることで、常に巻き起こる『なぜ走らせているんだ』という非難を少しでも少なくしようという狙いが透けて見える」(同)という。一方で、この「募金ラン」が来年以降に甚大な影響を与えかねないようだ。

「このラン企画は深夜から早朝は行われず、『24時間テレビ』の中では事前収録した番組が流れるそうです。これはコロナの感染予防のためということですが、それなら来年以降も、ランナーではない単なるタレントが痛い思いをして深夜や早朝に走る必要はない、ということになります。極端な話、福祉の必要性を訴える番組にマラソンは必要ないわけです」(同)

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