『24時間テレビ』強行で露呈した視聴率稼ぎの末路…志村けんドラマが故人の暴露合戦にの画像1
24時間テレビ|日本テレビ」より

 意地の勝利か。8月22~23日に放送された『24時間テレビ43』(日本テレビ系)のすべての時間の平均視聴率が15.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。

 これは、過去の『24時間テレビ』の中で歴代19位タイの記録だという。この数字が発表された瞬間、日テレ内部では拍手が沸き起こったという一部報道もあるが、今回の『24時間テレビ』はテレビマンたちの目にはどのように映ったのだろうか?

“寄せ集め”のメインパーソナリティー

 まずは、番組の顔とも言えるメインパーソナリティーについてだ。ジャニーズ事務所のタレントが務めるのが恒例となっているが、今回はV6井ノ原快彦をキャプテンとして、NEWS増田貴久、Kis-My-Ft2北山宏光、ジャニーズWEST重岡大毅、King & Prince岸優太の5人が選ばれた。

「ジャニタレが5人集結と言えば聞こえはいいですが、実態は“寄せ集め”集団といっても過言ではない。奇しくも、井ノ原が制作発表会見でこの5人について『チームアンバランス』と自虐的に表現していたように、彼らは視聴者への『顔見せ』のため、グループの中でも地味なメンバーが選ばれた印象が強いですね。

 番組の中で、彼らは夏ソングメドレーを一緒に歌うといった場面もありましたが、5人がどんな活躍をしたのか、ファン以外はほとんど印象に残っていないのではないでしょうか」(制作会社スタッフ)

視聴率稼ぎで人気番組とのコラボを乱発

 また、番組の構成にも厳しい意見が噴出している。

「視聴率的には成功と言えるでしょうが、やはり、これならやらない方が良かったのではないかという、ツギハギだらけの24時間でした。というのも、結局ほぼすべての企画がレギュラー番組の延長線上で、チャリティーや福祉をうたう本来のプログラムとは異質だったからです」(放送作家)

 今回の『24時間テレビ』では、人気番組とのコラボレーションが多く行われた。

 たとえば、『有吉ゼミ』のヒロミとSixTONESジェシーが八王子の幼稚園の手洗い場をリフォームしたり、『ZIP!』司会の桝太一アナが、『news every.』のキャスターを務める藤井貴彦アナと授業を行ったりした。また、会場となった両国国技館では、『世界の果てまでイッテQ!』の企画「QTube」に引っかけて、家でマネできる世界記録に挑戦する「おうちQTube」が行われていた。

「あくまで大前提は、恵まれない子どもや障害者のためのチャリティー活動のためのプログラムなのですが、何を見させられているのかわからない瞬間もありました。もはや『24時間テレビ』は当初の高邁な理念とはかけ離れた、ただの視聴率稼ぎの番組となり果てましたね」(同)

志村けんさんのドラマで“捏造”も?

 さらに物議を醸したのが、22日夜に放送されたスペシャルドラマ『誰も知らない志村けん―残してくれた最後のメッセージ―』だ。今年3月に亡くなった志村さんを題材にしたこのドラマは、世帯平均視聴率22.6%を記録したようだが……。

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