ヒカキンとコラボの市川海老蔵YouTube、梨園が猛反発でも勸玄くん動画投稿の裏事情の画像1
「EBIZO TV 市川團十郎 白猿」にて2020年7月31日に公開された動画「【海老蔵×ヒカキン】勸玄・麗禾の夢叶う!?4人でアルミホイルピカピカ鉄球作り!【コラボ】」より。

 歌舞伎役者の市川海老蔵(42)。その端正なルックスから“梨園のプリンス”とも称される彼だが、その梨園と彼との間の“あるトラブル”が報じられ、波紋を呼んでいる。

 8月27日、「女性自身」(光文社)が公式サイトで伝えたところによると、6月に自身のYouTubeチャンネル「EBIZO TV」を開設した海老蔵は、同チャンネル内ですでに90本以上の動画を公開。目隠しで高級和牛を当てる食べ比べを行ったり、ドラゴンボール愛を語るなどの企画をこなしたほか、7月31日には、アルミ玉を作るという企画で大物YouTuberヒカキンとのコラボを果たしている。

 しかし、こうした一連の活動に対し一部梨園関係者が猛反発しており、新型コロナウイルス流行の影響で延期されたものの、今後襲名予定となっている名跡、市川團十郎の名前を出し、「團十郎を穢された!」「市川團十郎といえば、日本一の大名跡。その襲名を控える海老蔵には、品のないことをしてほしくない」などの声が上がっているのだという。

「この『EBIZO TV』は8月27日時点でチャンネル登録者数30万人を超えており、海老蔵と子どもたちが食事をとりながら談笑していると、後半にとある“ハプニング”が起きるという内容の動画『【嘘でしょ。。】突然の出来事で何がなんだかわからないw放送事故なのかーい!!』が最多の272万回再生を誇るなど、かなり好調のよう。

 しかし、この動画もまさにそうですが、長男の勸玄くんや長女の麗禾ちゃんが登場する動画が多く、ネットでは『子どもの動画に本当にいやされる』『海老蔵の子ども、本当にかわいいよね』というポジティブな声がある一方、『子どもをダシに使ってるよね』『そこまでして再生数を稼ぎたいの?』という声も散見されていますね」(芸能ライター)

「海老蔵だってどんどん型破りなことをやればいい」という声も多い

 とはいえ、記事によれば海老蔵は何もYouTuberを目指しているわけではなく、歌舞伎をYouTubeで世界に広めたい、という大きな目標があるのだとか。ところが現状では、権利関係の問題がクリアできず大苦戦。現状では、上述したようなプライベートな内容の動画を上げるしか選択肢がないのだという。

 対してネットでは、今回報じられた梨園関係者によるこうした海老蔵批判に対して、「YouTubeで歌舞伎に貢献していると考えられないのかな」「もっと柔軟に考えるべきでは?」など、どちらかといえば海老蔵を擁護する声のほうが多く上がっているようだ。

「そもそも、歌舞伎役者や狂言作者などによる業界団体『伝統歌舞伎保存会』も、『歌舞伎ましょう』なるYouTubeチャンネルを5月に開設しており、多くの有名歌舞伎役者が登場。松本幸四郎が自宅で歌舞伎メイクを披露する『松本幸四郎、自宅で隈取』(約8万5000回再生)、尾上松三や坂東橘治などが蹲踞(そんきょ)の姿勢をどこまで保てるかチャレンジする『蹲踞チャレンジ』(約1万7000回再生)等々、『EBIZO TV』ほどではないにしろ、なかなかにカジュアルな動画をたくさん上げています。だから、海老蔵ばかりを非難するのもどうなのかと……。

 また、海老蔵が襲名をする市川團十郎の“元祖”、初代市川團十郎といえば、江戸の元禄期に活躍し、“荒事”を初めて歌舞伎に持ち込んだという型破りな大人物。ゆえに、『海老蔵だって、どんどん型破りなことをやればいい』という声は、歌舞伎ファンの側からも上がっていますね」(同)

歌舞伎の動画をYouTubeに上げたら、「人工知能くんにBANされた」

 8月10日には、「【解禁!】YouTubeで歌舞伎をお見せします!!人工知能に挑む!!!傘が私の体から沢山出てくるよ‼」なる歌舞伎映像を、EBIZO TVにて公開した海老蔵。解説欄では、「ついにYouTubeで歌舞伎映像を出す事ができました!」と喜びの声を上げている。

 動画内では、チャンネル開設当初にも歌舞伎の映像を投稿したが、YouTube側のプログラムによって動画が削除されてしまったことにも言及(このことを海老蔵は、「人工知能くんにBANされた」と表現)。今後も、月に1回程度でもこうした動画を公開していきたいと語っていた。

 おそらく海老蔵も、そして梨園の側も、新型コロナウイルス流行によって世界中が苦しむなか、歌舞伎という古典芸能を多くの人に知ってもらいたいという思いは一緒のはず。両者が手を取り合い、動画公開をはじめとしたたくさんの意義ある活動に取り組んでほしいものである。

(文=編集部)

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