高橋祐介「楽しいゲームの話だけさせてくれ」

『フォールガイズ』『カニノケンカ』ヒットの予感…気軽さ&荒唐無稽さ、やみつきに

 登場するカニたちは実在するものばかり(架空のカニを考えるほうが大変な気もしますが)。ゲームバランスを整えるためにある程度大きさが揃えられていますが、能力はそれぞれの形状に基づいて導き出されています。また、その動きも物理演算によって生成される、実在感のあるものです。

 本来なら絶対に強弱を比べられないであろう、大剣を使いこなすヤシガニと、巨大ハンマーを携えたタラバガニによる夢の対決。そのリアルと荒唐無稽の境界線上にある死闘を目の当たりにすれば、もはや笑いをこらえることは至難でしょう(笑)。

 なお、本作は一発ネタ的にも楽しいのですが、それだけでは終わらない、しっかりとした“食べ応え”のある作品です。ひとりで楽しめるモードがあるのはもちろん、ゲーム機1台で対戦や協力プレイもできるので(大型テレビがあればなおよし)、家族みんなで遊ぶのにもピッタリです。

 さらにネットワークを使って、遠方の友人やまだ見ぬライバルたちと戦うこともできるので、相性がよければかなり長い期間プレイし続けられるかも?

 今回紹介した両作品は、ゲーム系のストリーマーやVTuberなどがよくプレイしている作品なので、実際に遊んでみる前に、動画やLIVE配信を探してみるのもいいかもしれません。どちらもネタバレを気にする類ではありませんし、動画を見ることで、自分では見つけられなかった遊び方に気がつく事もあります。そうしたゲームへの接し方もまた、今の時代ならではと言えるのではないでしょうか。

(文・写真=高橋祐介/ライター、ゲーミング蟄居)

筆者ツイッター

© 2020 Mediatonic. All Rights Reserved.

© 2020 Calappa Games.

関連記事
編集部イチオシ企画
Pick Up News

RANKING

連載

ビジネス

総合

SNS