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今すぐチェック! 台風に地震、ゲリラ豪雨……災害に耐えられる家、耐えられない家

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※画像はイメージ(新刊JPより)。

 近年大型化している台風や、いつくるかわからない大地震など、せっかく高いお金を出して建てた持ち家に甚大なダメージを与えかねない自然災害は本当に怖いですよね。

 ただ、『あなたの持ち家が危ない』(アスコム刊)によると、家には災害で被害を受けやすいものとそうでないものがあるそう。さあ、あなたの家はどっち? 

パッと見ではわからない、家の傷みを見抜くコツ

 外壁と屋根のリフォームを25年以上手掛けている山下隆盛氏は本書で、家の耐久性は、雨水などの水分が家の構造部まで浸入しているかどうかで変わっていくといいます。日本の家の多くは木造のため、雨水によって構造部の木が腐ってしまうと、家の耐久性が落ちてしまうのです。

 ただ、家の内部がどうなっているのかは、素人ではわかりません。そこでぜひやっていただきたいのが、山下氏が著書で紹介しているチェックテストです。

□家の中がしけった臭いがする
□家の中が時々カビ臭い
□壁紙や天井に雨漏りのようなシミやカビがある
□実際に雨漏りがある
□屋根や外装にははがれやひび割れなどがある

 どれか一つでも当てはまっていると、台風や地震などの災害で大きなダメージを受ける危険性が大きいそう。

 また、昨今のゲリラ豪雨も心配です。ゲリラ豪雨で、家が壊れることはないですが、チェックテストで当てはまった家だと、雨が構造部に侵入しやすくなっていますので、家の劣化が進む危険性があります。いずれにしても、できるだけ早くリフォームで改善したほうがよいでしょう。

リフォームで失敗しないために知っておきたい業者選び2つの鉄則

 自宅の耐久性に問題があると感じた時、リフォーム会社や外壁・屋根を専門に扱う工事会社に見てもらうにしても、「どこの会社に頼むか」という問題があります。

 山下氏は、業者選びに関して「リフォーム瑕疵保険に登録している業者かどうかが、一つの基準になる」としています。リフォーム瑕疵保険は、リフォーム時の検査と保証をセットにした保険制度。依頼した会社がリフォーム瑕疵保険に登録していれば、後日、欠陥が見つかった際は、家の持ち主は無償で直してもらうことができます。

 また、「今、キャンペーン中で、すぐに契約をしたら、大幅に値引きをしますよ」など、大幅に値引きをすることを強調する会社も要注意。当然、手掛ける作業の分だけ、コストがかかるわけですから手抜き工事が心配されます。

 持ち家は、しっかりと正しいリフォームをしていれば、災害にも強くなるし、長持ちもするし、資産価値も下がりにくくもなるなど、将来的にたくさんのメリットがあるという山下氏。持ち家がある人はもちろんのこと、実家が一戸建てという人は、本書から知っておいて損はない情報が得られるはずです。
(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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