音楽ストリーミングサービス「Spotify Premium」の新しいCMソングが、現役大学生アーティスト・Vaundyの楽曲『不可幸力』に決定。しかし、テレビでの放送が始まった途端、“パクリ疑惑”が浮上する事態となった。

 CMに使用されているのは、楽曲の後半部分。印象的なメロディが2回繰り返されているのだが、このメロディが1996年に発売されたサザンオールスターズの楽曲『愛の言霊(ことだま)~Spiritual Message~』に酷似している。フルバージョンで聴くと、まったく違う雰囲気の楽曲なのだが、CMを見た人からは「このCM、サザンかと思ったら全然違う人だった」「どう聞いても『愛の言霊』だよね」「若い子は気づかないかもしれないけど、サザン世代は騙されません」といった指摘が後を絶たない。

 今回は『不可幸力』のように、最近のアーティストの楽曲で“パクリ疑惑”が上がっているものをピックアップしていこう。

米津玄師『迷える羊』

 まずは、最新アルバム『STRAY SHEEP』がミリオンセールスを突破したばかりの米津玄師。同アルバムに収録されている『迷える羊』は、「カロリーメイト」のCMソングに採用された。

 しかし一部の音楽ファンの間では、テクノポップブームの中心的な存在であったアーティスト・平沢進の楽曲そっくりだと話題になっている。なかでも2006年に発表された楽曲『パレード』と比較されることが多く、「カロリーメイトのCMが『パレード』にしか聴こえない」「曲調というか世界観がまるっきり『パレード』」「平沢進のなりそこないって感じ」などの厳しい声も上がっている。

 米津は2018年に出演したラジオ番組で、人生を変えた1曲として平沢進の『Mother』を挙げていたことがある。「聴いたことない感じがたまらなかった」と絶賛しているため、自身の音楽制作にも多大な影響を受けているのだろう。

Official髭男dism『115万キロのフィルム』

 最後に、“ヒゲダン”の愛称で親しまれている4人組バンドのOfficial髭男dism。パクリ疑惑が上がったのは、2018年発売のアルバム『エスカパレード』に収録されている『115万キロのフィルム』だ。

 同曲は映画の主題歌にもなっており、ファンの間では人気の高い1曲。しかし、今年放送の音楽番組で披露されたことをきっかけに、ネット上で「サビのところミスチルの『口笛』に似すぎでしょ、パクリ?」「『口笛』とまったく同じメロディでモヤモヤした」「ミスチルの二番煎じバンドじゃん」と、批判の声が相次いでいる。

 Mr.Childrenの『口笛』は2000年に発売されたシングル曲だが、今でも多くのファンに愛されているヒット曲。まだデビューから歴史の浅いOfficial髭男dismにとって、先輩バンドと比較されるのは避けられない試練なのかもしれない。
(文=編集部)

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