人気ユーチューバーのヒカルが、8月31日に投稿した『【カメラ止めろ動画出したら訴えるぞ】毎日嘘の閉店セールしてる店の闇暴いたら逆ギレしてきてブチギレ口論になった…』という動画にヤラセ疑惑が上がっていたが、本人があっさりと認めた。

 この動画は、連日「閉店セール」を行っている洋服店の闇を暴くという内容で、9月9日時点で再生回数が350万回を超えるほど大きな反響があった。ヒカルは閉店セールを行っている洋服店に入り、YouTubeの撮影交渉を行い、その後、店内にある商品をすべて購入。そして3日後にまだ営業している同店を訪れ、「閉店セール」は嘘だったのかと詰め寄る。店側と激しく言い争った末、経営者が撤退を約束するという結末を迎える。

 だが、動画の公開直後から、一部の視聴者からヤラセではないかとの指摘が出た。

 事態が大きく動いたのは、「コレコレ」の生配信だ。ヒカルの動画を見たという視聴者たちが、「店舗内にレジがない」「店内でBGMが流れていない」「店名がない」など不自然な点を挙げ、ヤラセを疑う声が出た。すると、近隣に住んでいるという人から「洋服店があったという話を聞いたことがない」「(ヒカルの動画の前後は)テナント募集になっている」といった情報が相次いでネット上に集まり始めた。

 すると、ヒカルに対し、「詐欺を暴くとか言いながら、お前が詐欺じゃないか」「すぐバレるような下手なヤラセするな」「今までの闇を暴く系の動画も全部ヤラセだろ」など、批判の声が殺到。

 そんな声を受けてヒカルは8日、『【話します】やらせ疑惑とSNS削除について』と題する動画を上げ、先の動画がヤラセであることを認めた。

「過去にヤラセをやるかもしれないと言ってきた」「そして今回、ヤラセがバレました」と悪びれる様子も見せずに語り始めると、「これもひとつのエンターテイメント」と述べた。さらに、社会の闇に迫る動画は続けたいが危険を伴うことから、架空のものをつくり上げて撮影し、視聴者に向けて“注意喚起”をする目的で動画を公開することにしたと釈明。続けて、「これからもヤラセの動画とか上がると思うけど、視聴者の皆さんが判断して見抜いてください」と、今後もヤラセを行うと宣言した。

 このヒカルの説明には、ファンからも批判の声が噴出。「ヤラセは必要ない。今後もすべてヤラセかもしれないという疑いの目で見てしまう」「ヤラセなら闇暴かなくていい」「リアルなドキュメントでヒカルは伸びたのに、良さを自分で殺した」「ヒカルを信頼してみていたファンを裏切った」など、ヤラセによって自ら名声を地に堕としたとの指摘が多く上がった。

「ヒカルはかつて、祭りのくじ引きを買い占めるという動画が大ヒットし、その後、ヤフオクの闇、ゲーセンの闇といった“闇を暴く”シリーズを何度か行っており、総じて好評を得ていました。しかし、ボッタクリバーに潜入して闇を暴くという動画に関して、ほかのユーチューバーからもヤラセだと指摘されるなど、真偽を疑う声が常につきまとっていました。それが今回、ヒカル本人がヤラセを認めたことで、今後は同様の企画をやりにくくなるのは間違いないでしょう。せっかく最近は評価が高まっていただけに、今回のヤラセは自身の名声を落としかねない愚行といえるかもしれません」(芸能記者)

 猛批判を受けてヒカルはTwitterに、「ファンの厳しいけど熱い声がダイレクトに届いて 考えを改めたいと思った」と反省の言葉を綴った。そして「まず闇暴く系をこれからは一切なしにする」と方針転換。「もちろん動画の構成で多少の演出とかがあったりする動画とかはこれからも完全になくなるとは言い切れへんけど、みんなをがっかりさせるようなヤラセとかはなくす」と宣言した。

 その反省の声を見たファンからは、「ちゃんと反省するヒカルくんエライ」「これからも応援します」「ファンの声を聞き入れて反省したヒカルくんをこれからも応援します」など、謝罪を評価する声が上がった。だが一方で、「きちんと謝罪もせず、方針変更を打ち出しただけ」「反省しているようには見えない」など、厳しい目で見る向きも多い。

 登録者数400万人を超える人気ユーチューバーだからこそ大きな反響を呼んだともいえるが、しばらくは厳しい視線にさらされることになるだろう。

(文=編集部)

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