『有吉の壁』高視聴率連発で脱ひな壇に成功…お笑いで失敗続きのフジテレビと日テレの差の画像1
有吉の壁|日本テレビ」より

 コント番組がもはや風前の灯、絶滅寸前だ。クイズにトーク、大食いチャレンジ、動物もの、再現ドラマなど、現在のテレビのタイムテーブルにはさまざまなコンテンツがあふれているが、純粋なコント番組はほぼない。

 内村光良による『LIFE!~人生に捧げるコント~』(NHK)も、週レギュラーではなく不定期放送だ。しかし今、衰退の一途にあったコント番組やネタ番組に復権の兆しが見て取れるという。

「かつては『巨泉×前武ゲバゲバ90分!』(日本テレビ系)や『8時だョ!全員集合』(TBS系)といった本格的なコント番組があり、1990年代以降も『ダウンタウンのごっつええ感じ』『とんねるずのみなさんのおかげです』『笑う犬の生活』(いずれもフジテレビ系)といったコント番組がゴールデンタイムを席巻したこともありました。今やほぼ見かけなくなりましたが、ここにきて変化が起きているようです」(芸能ライター)

 8月29日、フジテレビの「土曜プレミアム」枠で『ただ今、コント中。』なるコント番組が放送された。これは、好感度No.1芸人のサンドウィッチマンをメインに、バイきんぐ、かまいたち、3時のヒロイン・福田麻貴といったコント巧者が集い、珠玉のコントを届ける番組だった。

「もともとこれは、サンドの2人がフジテレビでコントをやりたいと打診したところから動き出したプロジェクト。そこで、これまで『笑う犬』シリーズを手がけてきた班とタッグを組んでつくり上げました。同番組の視聴率は世帯9.2%、個人5.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。今後、第2弾が企画されることは間違いないでしょう」(テレビ局関係者)

 コントへの追い風は、それだけではないという。

「9月26日には、TBSが『お笑いの日2020』と題して、ネタ番組だけの8時間生放送を行います。内容は3つに分かれており、チョコレートプラネット、ロバートといった音ネタ芸人たちが登場する『音ネタFES』、漫才・コント・ピン芸などで芸人たちが“ベストワン”のネタを披露する『ザ・ベストワン』、そして、今年のコント日本一を決める『キングオブコント2020』を連続してオンエア。『音楽の日』のお笑い版といったところでしょうか」(前出の芸能ライター)

 さらに、9月27日には吉本興業が「わちゃフェス2020」を開催する。これは、神保町よしもと、渋谷∞ホール、大阪よしもと漫才劇場という若手の劇場3つをオンラインでつないで、10時間ぶっ通しで配信するというイベントだ。ミルクボーイ、見取り図、さや香、からし蓮根、ラニーノーズ、ゆりやんレトリィバァ、インディアンス、ニューヨーク、ゆにばーす、オズワルド、空気階段など、今後を担うメンバーが集結するという。

“脱ひな壇”をもたらした『有吉の壁』

 降って湧いたように起こり始めている、お笑い界の地殻変動。そのきっかけとなった番組があるという。

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