
8月31日付けで所属していたプロダクション尾木との契約を解除していたことがわかった歌手の華原朋美。16日配信の「文春オンライン」では、今年1月に自動車を運転中に物損事故を起こしながら酩酊状態で逃走し、警察の聴取を受けたほか、この1年以内に3度の交通事故を起こしていると報じられている。
「契約解除というのは華原の体裁を保つためであり、紆余曲折ありながらも長年支えてきた華原に対する尾木徹社長の温情でしょう。華原は仕事のドタキャンや薬物の過剰摂取などのトラブルが重なり、2007年にも1度、尾木プロから契約解除を食らっていますが、今回もその時と同じ。今は華原のお母さんが全面的にバックアップしているようです」(芸能事務所関係者)
その華原は15日深夜に突如、「華原朋美YouTube始めます」と題する動画を公開。髪の毛や眉毛は整えられておらず、ほぼノーメイク、呂律が回っていないようなシーンもみられ、心配の声が広がっている。翌16日には改めて「最近の事情についてのご説明」という動画を投稿。「睡眠薬の過剰摂取は妊娠判明以降は一切やっておりません」と否定。交通事故についても「ただの事故ということで、保険扱いで5:5で終わっている話」と説明しているが、テレビ局関係者はいう。
「実は尾木プロからテレビ各局に対し、このYouTube動画について扱わないよう要請がなされています。芸能事務所がすでに契約を解除したタレントについてこうした要請を出すというのは、極めて異例です。動画は華原本人が公に発信しているものなので、その事実を報道したところで問題はないと思いますが、尾木プロはかなり華原の現状を心配しているようです。
尾木プロとしても、手に負えないということで華原との契約を解除したものの、尾木社長も昔気質で情に厚い方なので、長年付き合ってきた上での温情というか、どこか保護者のような責任感を感じているようにみえます。そんな尾木プロからのお願いとなれば、今後のお付き合いもありますし、断るわけにもいかず、ウチでは扱わないことになりました」
華原はすでにツイッターとインスタグラムを開設し、「フリーになりました。これからも子育てと両立しながら歌のお仕事やバラエティ番組への出演も頑張りたいです!」と投稿しているが、まずはしっかりと心身を整えてほしいと願うばかりである。
(文=編集部)