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渡瀬基樹の「空港から最寄り駅まで歩いてみた」第12回

花巻空港からJR東北本線・花巻空港駅まで歩いてみた…宮沢賢治の私塾跡で日本文学を思う

文=渡瀬基樹
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2009年のターミナルビル移転までは、「花巻空港駅」が確かに最寄り駅だったのだ

 さて、ターミナルビルの最寄り駅とはいえないにもかかわらず、「花巻空港駅」という名称がついているのには理由がある。現在のターミナルビルは滑走路の南東側にあるが、2009年までは西側の国道4号沿いにあった。その位置からなら2.2km。確かに花巻空港駅が最寄り駅だったわけだ。

 こちらにも立ち寄ってみたが駐車場が狭く、とても需要をまかなえそうにない。出入り口が幹線道路である国道4号に直接アクセスするため、渋滞の原因になりそうなつくりだ。のちほど航空写真を見てみると、ターミナルビルやエプロンも狭く、誘導路を造る敷地もない。アクセスを多少犠牲にしても現在地に移転したのは正解だろう。

 距離が比較的短く、晴天に恵まれたこともあり、とても心地よい徒歩ルートだった。花巻空港駅までわざわざ歩く必然性は感じなかったが、もし釜石線を利用するのであれば、電車とバスでぐるりと大回りするより、徒歩30分ほどで到着する似内駅まで歩くのも手かもしれない。

花巻空港からJR東北本線・花巻空港駅まで歩いてみた…宮沢賢治の私塾跡で日本文学を思うの画像15
空港へのバスが接続する花巻空港駅。1988年に二枚橋駅から改称されたが、2009年に近くにあったターミナルが移転してしまった。
花巻空港からJR東北本線・花巻空港駅まで歩いてみた…宮沢賢治の私塾跡で日本文学を思うの画像16
旧ターミナルビルは現在、花巻市交流会館として活用されている。

(文=渡瀬基樹)

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今回の「歩いてみた」ルート。(Googleマップを利用しています。権利関係はGoogleに帰属しています)

●渡瀬基樹(わたせ・もとき)
1976年、静岡県生まれ。ゴルフ雑誌、自動車雑誌などを経て、現在はフリーの編集者・ライター。自動車、野球、マンガ評論、神社仏閣、温泉、高速道路のSA・PAなど雑多なジャンルを扱います。

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