ユニクロに問い合わせて得た回答

 そこで、Business Journal編集部は、ユニクロにこの写真の真偽と先のウイグル協会への回答との整合性について問い合わせた。ユニクロの回答は以下の通り。

「お問い合わせいただきました商品タグに関して弊社で確認したところ、当該タグは、2008年に生産されたユニクロ製品のものであることが確認できました。この製品は、現在は販売しておりません。

 弊社は、いかなる人権侵害も容認しないという方針の下、あらゆる形態の強制労働を厳格に禁止し、サプライチェーンのすべての企業にその順守を求めています。ウェブサイトでご覧いただきました通り、弊社ユニクロが製品の生産を委託する縫製工場で新疆ウイグル自治区に立地するものはなく、同地区で生産されている製品はありません。

 さらに、素材サプライヤーに対しては、調達する綿花の生産においても強制労働がないよう求めています。

 現在ユニクロでは、国際基準に則って、農家における強制労働や児童労働がなく、人権や労働環境が適正に守られていることが確認された、サステナブルコットンのみを使用しています。

 弊社では引き続き、製品が倫理的な環境で生産されていることを確認するため、サプライチェーン全体のデューディリジェンスを実施しています。万一、報道されているような強制労働が確認された場合には、取引先工場に対し、当該サプライヤーとの取引停止を求めます」(ファーストリテイリング広報)

「個別素材の産地について詳細は差し控えますが、現在ユニクロでは、国際基準に則って、農家における強制労働や児童労働がなく、人権や労働環境が適正に守られていることが確認された、サステナブルコットンのみ使用しておりますことをご案内申し上げます」(ユニクロカスタマーセンター)

日本ウイグル協会「説明としては不十分」

 つまり、「過去にはウイグル産の綿を使用していたが、今は使用していない」「強制労働には関与していない」というものだ。この回答について、あらためて日本ウイグル協会理事のレテプ・アフメット氏に話を聞いた。

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