
あの人気急上昇中のジャニーズグループ周辺に、何やら不穏な空気が漂いつつあるようだ――。
今年1月にSixTONESと共に「SixTONES vs Snow Man」名義でCDデビューを果たしたSnow Man。発売初日には77.3万枚に上る売上枚数を達成し、4月からは動画配信サービスParaviでレギュラー番組『それSnow Manにやらせて下さい』がスタート。さらには、新型コロナウイルスの感染拡大で中止になったものの、アジア各国を回る大規模なアジアツアーも組まれ、昨年大みそかにはCDデビュー前にもかかわらず『NHK紅白歌合戦』に出場するという“猛プッシュ”を事務所から受けている。
Snow ManはもともとジャニーズJr.内ユニットで6人体制だったが、昨年1月にラウール、向井康二、目黒蓮が加入し、現在の9人体制となった。そのラウールの言動が物議を醸しているのだ。
事の発端は、『それSnow Manにやらせて下さい』内で向井が、ラウールと目黒の仲があまりに良すぎて寂しいと明かし、一部ファンの間で向井とラウールの不仲説が広まったことだった。
もともと17歳のラウールはグループ内最年少ということもあり、自由奔放な発言や行動がファンから好感を持たれる一方、途中加入組ということも影響してか少なからず反感の声も上がっていた。
そして今月24日放送のテレビ番組『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)内では、ラウールはグループ内の先輩である渡辺翔太の日頃の言動について“ウザイ”“ムカつくんすよね”と発言。渡辺は笑って聞き流し大人の対応をみせたが、一部のSnow Manファンからはラウールに対して批判があがる事態に展開していた。
一方、向井はラウールとの不仲説を鎮静化しようと考えたのか、21日に会員ファン向け携帯サイト「Johnny’s web」内の自身のブログ上に、2人のツーショット写真を掲載したのだが、ラウールは27日、自身のブログ上に以下のように投稿。
「あ! そういえば康二くんがあげてた2shotは1年前のやつだからね!
今はあんまり仲良くないのでそういうことはしません!笑笑
嘘です、ちょっとします。。。
いややっぱしねぇっす。笑」
これを受けネット上ではラウールのファンと向井のファンの間でちょっとした議論を呼び、不仲説に油が注がれているのだ。
滝沢秀明副社長のお気に入り
芸能事務所関係者はいう。
「ラウールといえばジャニーズJr.時代から、Jr.の活動を運営するジャニーズアイランド社長の滝沢秀明(現ジャニーズ事務所副社長)の超お気に入り。滝沢の会食でもよくラウールの姿が見られています。滝沢は2019年から本格的にJr.を統括していますが、ラウールの突然のSnow Man加入は滝沢の意向によるものだといわれています。もしかしたら、そうした背景を知るメンバーのなかには、ラウールの存在を面白くないと感じるメンバーもいるのかもしれません」